つまり、介護問題を他人事にしないためには、いろんな声を伝えていくことだと思うのです。
実際のストーリーを見聞きし、擬似体験する。
そのためにメディアは介護経験者の言葉をもっと取り上げるべきだし、その都度議論すべきだと思います。
今回、某コメンテーターが「あそこまで赤裸々にKEIKOさんのことを言うのはどうか?」と意見し、話題となりました。
私は、むしろそれを隠さなくもいい社会。車椅子でも、言葉が上手くでてこなくても、忘れてしまう事が多くなっても、元気だった頃の姿とは180度違う姿になっても、その事実を「可哀想」という哀れみの感情ではなく、誰にでも変化は起こり、変化が起きてもそれはそれとして温かくありのままを受け入れられる社会。
そんな社会であって欲しいと願っています。
みなさんの中にも、経験者がいらっしゃると思います。是非ともそのリアルを教えてくださいね。
image by: Wikimediacommons(Norio NAKAYAMA)
※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年1月24日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』(2018年1月24日号)より一部抜粋