中国にマイナンバー入力委託の愚行。個人情報が中共に握られる日

 

中国によるサイバー攻撃やハッキングは世界的に見ても日常茶飯事となっており、最近はアフリカでも中国によるネットスパイ疑惑が大きな騒ぎとなっています。今年1月には、エチオピアの首都アディスアベバにあるアフリカ連合の通信ネットワークが不正アクセスを受けて、大量の機密情報が上海のサーバーにコピーされていたことが判明しています。

● 本部で不正アクセス 中国スパイ疑い指摘も

また、中国のハッカー集団は、南シナ海に関連するアメリカの情報・国防関連企業にもさまざまなサイバー攻撃を行っています。報道によれば、利用可能なデータの収集を行っており、国家のスパイ活動と一致するとのこと。きわめて不気味な動きを見せているのです。

● 中国のハッカー、南シナ海関連の米企業を攻撃-戦略情報の収集狙いか

中国のサイバー闇市場の利益は、すでに151億ドル(約1兆6000億円)を突破し、個人情報漏えい、詐欺行為などの被害額は915億元を上回っているといいます。

その中国では顔認識技術で、13億人の中国人を特定し、監視しています。日本のマイナンバーも一種の統治機構のための手段ではありますが、その統治能力を中国に握られることになると、たとえば過去の言動によって、中国に出張した日本人が中国当局に逮捕されるといったことも、起こりうることになります。

いずれにせよ、日本年金機構は、入力に関連した中国企業の情報漏えいを阻止し、日本人の情報を守らなくてはなりません。それと同時に、日本人の情報分野に中国を参入させないようにしなくてはなりません

大連などには、日本の企業の総務などからデータ入力を依頼されている企業も少なくありません。日本人のさまざまな個人情報がすでに流出しているのです、もしも中国が日本を侵略し占領することになれば、マイナンバーをもとに統治することも、比較的容易になってきてしまいます。

image by: Shutterstock

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2018年3月20日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>

※1月分すべて無料の定期購読手続きを完了後、各月バックナンバーをお求めください。

2018年2月分

・習近平の「終生皇帝」で大動乱に陥る中国/「9重苦」に苦しむ中国農民の現状(2018/02/27)

・五輪の裏で身勝手な夜郎自大ぶりから自滅する韓国/日本の善意をディスる中国の品性(2018/02/20)

・花蓮地震で日台の絆を見せつけられた中国の歯ぎしり(2018/02/13)

・中国国歌が中国人暴徒のテーマ曲となる理由/中国人観光客が減少して復活した台湾の名門ホテル(2018/02/06)

※1ヶ月分648円(税込)で購入できます。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2018年3月20日号の一部抜粋です。

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

黄文雄この著者の記事一覧

台湾出身の評論家・黄文雄が、歪められた日本の歴史を正し、中国・韓国・台湾などアジアの最新情報を解説。歴史を見る目が変われば、いま日本周辺で何が起きているかがわかる!

有料メルマガ好評配信中

  初月無料で読んでみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」 』

【著者】 黄文雄 【月額】 初月無料!月額660円(税込) 【発行周期】 毎週 火曜日 発行予定

print
いま読まれてます

  • 中国にマイナンバー入力委託の愚行。個人情報が中共に握られる日
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け