教室で突然みんなが無視…「いじめ調査」で感じた教育現場の限界

 

編集後記

今回は無視いじめについてでしたが、結局、これは担任がやることだよね? これは学校がやるべきだよね? ということが、全然できない上、このままいけば結果崩壊することは目に見えていたので、「誰もやらないなら俺がやる」精神が働き、全て引き受けてマルッと解消してきました。

担任のメンツ丸つぶれになってしまいましたが、それはそれ、私から見ても経験不足は明らかな教員であったので、頑張って経験を積んでもらえたらと思います(保護者の方々は呆れていましたが、一人前の先生になるように育てる気持ちで支えてあげてくださいとお願いしておきました)。

ただ思うのは、教員の働き方云々で大変なのはわかりますが、それならなぜ、手放せることを手放さないのかと思うのです。特にいじめ調査においての対応は、教育委員会然り第三者委員会然り、調査ばたけの私から見ると、「何やっているんですか?」「オツム大丈夫ですか?」のレベルです。隠蔽の筋も悪く、それって暴けますよね? のレベル…。いじめ調査手放したらどうでしょう

そうすれば、無駄に隠蔽することもなくなって、随分と無駄な仕事が減るのではないでしょうか。私からすれば、行政予算があれば、もっとできますし、それ用に人を育てることもできます。

さらに、道徳の教科化も問題だらけですからそこももっと別の取り組みをすべきだと思います。そもそも評価対象になる教科化は、道徳には不向きですからね(教科書会社さんが儲かって、先生が忙しくなるだけなんじゃないですか?)。ここまで読んでくれてありがとうございます!!

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社会問題を探偵調査を活用して実態解明し、解決する活動を毎月報告。社会問題についての基本的知識やあまり公開されていないデータも公開する。2015まぐまぐ大賞受賞「ギリギリ探偵白書」を発行するT.I.U.総合探偵社代表の阿部泰尚が、いじめ、虐待、非行、違法ビジネス、詐欺、パワハラなどの隠蔽を暴き、実態をレポートする。また、実際に行った解決法やここだけの話をコッソリ公開。
まぐまぐよりメルマガ(有料)を発行するにあたり、その1部を本誌でレポートする社会貢献活動に利用する社会貢献型メルマガ。

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