性風俗業界は、年間5兆円が動き、関わる女性は一説によると約30万人近くいる巨大産業である。この風俗業界の中でもソープランドという業界は「風俗の王様」とも呼ばれるジャンルである。しかし、この業界について働く女性たちはどのように考えて仕事に向き合っているのかはあまり語られてこなかった。今回、高級ソープに所属するひとりの女性「本田きく」さんに、作家・鈴木傾城がインタビューを試みた。(『 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 』)
プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)
作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。
5兆円産業「性風俗」の花形“ソーブ嬢”に鈴木傾城がインタビュー
風俗業界で働く女性たちはどうキャリアアップしていくのか?
女性の社会進出が進む中で、さまざまな業界で女性のキャリアアップやキャリアプランの話が語られているのだが、その中で今までまったく語られてこなかった「別世界」の業界がある。それが性風俗の世界である。
風俗業界は年間5兆円が動く巨大産業であり、市場規模も年々拡大していく傾向にある巨大市場である。この5兆円というのは、精密機器業界だとか人材派遣業界とほぼ同じくらいの業界規模なのである。けっして小さな業界ではない。
関わっている女性も約30万人近くいるだろう。にもかかわらず、現役の風俗嬢が自分の職業を語らないのは、世間的にはそれは「裏の世界の仕事」と捉えられており、女性たちもまた語ることをはばかるからでもある。
とりわけ、ソープの世界では女性がどのような考え方で仕事に向き合い、取り巻く状況がどうなのかはまったく女性の口から語られてこなかった。好奇の対象として仕事内容が語られることはあるが、「仕事を取り巻く状況」についてはほとんど語られていなかった。
他の業界では、女性のキャリアアップ・キャリアプランはよく語られるのだが、風俗業界はプレイヤーのほとんどが女性なのに、どうキャリアアップするのかも語られていないし、女性たちにも共有されていないように見える。
今回、日本を代表するソープ街「吉原」の高級ソープに勤める女性・本田きくさんが、顔出しでこのあたりについて詳しく語ってくれることになった。作家・鈴木傾城がインタビューを試みた。
「高級店で働けば稼げる」という誤解
鈴木傾城(以下、鈴木):本田きくさん、本日はどうぞよろしくお願いします。
本田きくさん(以下、本田):よろしくお願いします。
鈴木:本田さんは、現在は吉原のとある高級ソープで働いておられるのですが、風俗嬢として稼ぐ場合、大衆店から中級店、中級店から高級店、というキャリアアップ・キャリアプランがもっとも稼げると考えていいのでしょうか?
本田:いえ。皆さん誤解されておられると思うんですけど、実はそうじゃないんです。風俗というのは、その人の働きやすさで売り上げが変わってくる仕事なので、かならずしも高級店に入れば大衆店や中級店より稼げるわけではないんです。
鈴木:そうなんですか?風俗嬢は高級店に行ったらものすごく稼げて、格安店とかそういうところでは全然ダメで、だからみんな高級店を目指さないと食べていけないんだなと思ってたんですけど、全然そうじゃない?
本田:これはレストランで考えるとわかりやすいかもしれません。高級店と大衆店では回転率がまったく違います。もちろん、お客様の質やお店の値段は、高級店のほうが圧倒的に高いんですよ。高いのは高いですけど、でも、お客様が6万円の会席を毎晩食べられるかというと、そうじゃないですよね。「2か月に1回でいいかな」とか「1か月に1回でいいかな」と思うわけです。やっぱり1,000円のランチの方が回転率は爆発的に高いのです。
鈴木:なるほど、回転率が取れる女の子は逆にそっちのほうがいいと。
本田:はい。料亭とスナックという例えも、しっくりくるかもしれません。高級料亭のお運びさんは、すごい教育を受けていて、すごい知識も豊富で、礼儀作法もわかってます。でも、お給料はスナックのお姉さんとどっちがいいか……。もしかしたら、スナックのお姉さんのほうがお給料が多いかもしれないです。それと似たようなところがソープの世界にもあります。どんなにキレイな子でも回転率が悪いと、高級店でも大衆店の子に売り上げで負けることもあるわけです。
鈴木:高級店というステイタスと実入りは合致しないということですね。
本田:普通の会社だと大企業だとか、その外資系だとかっていうところに勤めた方が絶対収入が良くなるじゃないですか。でも風俗では、本人が「働きやすい、接客しやすい、自分なりのフォーム」を築き上げちゃったら、実は格安店の方が1日に5万稼げるとか、そういうことになるんですね。
鈴木:なるほど。「自分に合う」というのがすごく大切になるのですね。
本田:風俗は「裁量労働制でインセンティブがめちゃめちゃつく会社」に働く人と似てる感じですね。残業も勤務時間も自由でいいよ。ただ自分が成果を出して成果報酬を上げられる会社を選べばいいっていう。それが風俗の世界なんです。だから、手取りがどれだけで、接客時間がどれだけで、自分がどの客層に合うかということを分かれば、どこで働くかはわりと1年もしなくて分かってくる感じです。
Next: 完全な成果主義。結果を出せない風俗嬢はどう生きるか
生き残る秘訣は「自分に合う仕事場」を見つけること
鈴木:もし成果が上げられない店だったら、どうするんですか?
本田:3か月ほど接客して「違う」と思ったら、すぐ移った方がいいです。最初は新人っていうカードがあった時に、お店の顧客が多い場合は新人を優先するんですね。だけど、お店の集客力が少なくて、自分も日記とかもそんなにやってるヒマがないなら、そのお店では稼げないってことになります。もし稼げないから、その場合は枠組みを変えた方がいいです。
鈴木:長くいるというよりも、早くやめて自分に合ったところに移った方がいいということですか。
本田:普通の会社でも、給料が全然あがらないところで8時間働くよりは、もうちょっと給料の良いところに職場を変える人もいるんですけど、似たような感じですね。自分に合ってないところに行ったら、そこが高級店でも稼げないです。絶対稼げないです。安いところに行っても自分に合っていれば稼げます。
鈴木:そうだったんですね。世の中の一般的な考えだと「高級ソープ嬢というのが一番稼げる」みたいなイメージがあって、実は私もそう思っていたんですが、そうじゃないということなんですねえ。これは業界をよく知らない女の子も、知っておくべきことでしょうね。
本田:働いている側のメンタル面でいくと、高級店のほうがメンタルは維持しやすいです。ただ持っていけるお金が多いかどうかは、「人による」という感じですね。持って帰れるお金が少なくなると、やっぱり体は疲れないけど、生活に使えるお金は上がらない。そうなると「なんでこの仕事をしているのか」ということになっちゃう。お金のために働いているわけだから、多少キツい環境で体が疲弊したとしても、たくさんお金を持って帰ることを第一優先事項にして働いている人も多いです。
鈴木:なるほど。自分に合っていなければ、いくら高級店にいてもダメで、自分が稼げるところに早く移れ、ということなのですね。
本田:高級ソープは性風俗の中のトップみたいな位置づけっていうのは、世間にあるかもしれません。お客さん目線でいうと、やっぱり高級店で高いお金を払って120分接客されるってことは、やっぱりとても有意義というか、たぶんそういうのはあるんだろうなと思います。でも、プレイヤー(風俗嬢)の働き方とか、向き不向きによっては、高級店に行くことがすべてではないです。高級店でまったくダメだったけど、大衆店だとか中級店に行ったら、もう爆発的に売れて月80万円とか90万円とか稼げるってことも全然あるのですね。
鈴木:働き手側としたら、かならずしも高級ソープ店が「風俗の王者」ではないということですね。
本田:はい。高級店で1日待っていても、お客さんが来なくてお茶をひいた場合(※指名がなく、お客さんがまったく付かないヒマな状態のこと)はゼロ円。でも、キツい環境だったとしても1日かならず3万円持って帰れるってなったら、30日後はぜんぜんお給料が違うじゃないですか。そうなってくると自分に合った接客スタイルのお店を見つけた人が、一番稼げるってことになるんです。
安売り禁物!女の子が風俗で賢く稼ぐための戦略とは
鈴木:若さとかそういうのはやっぱり武器になりますよね?
本田:若さは当然価値になります。そこで区切りをつけているお店も多いです。年齢で採用条件を決めているっていうお店ももちろん多くて、すごく有名な3大ソープって言われている一見さんお断りの、それこそ料亭のようなソープで『ブルーシャトウ』があります。熊本にある店です。そこでは若い子しかいないとか。吉原でも、高級店『ピカソ』は基本的に若い子しかいない。ただ「吉原年齢」って言われて、「若い」というのが何歳までなのかっていうのもあるんですけど、大体30代前半であれば、若いの部類に入るかなっていう。30歳なりたてですかね、31だったら20代と同じように採用はされると思います。
鈴木:女の子が風俗で賢く稼ぐためには、どういう戦略があるんでしょうか?
本田:そうですね。最初はやっぱり手取りのいい高級店を狙うべきですね。戦略としては。新卒の学生さんだとかが、やっぱり大手を最初に受けるじゃないですか。ネームバリューがあって少しでも条件が良いところ。それと一緒で、やっぱり最初は一番若いので、その時点でキャリアの最初としては一番若い年齢っていうのが武器になるので、それを使って高級店は一度は挑戦してみた方がいいですね。
ただ、やっぱり自信のない子が就く仕事でもあるので……。自信のない女性って高級店からよりも大衆店で「ちょっとでも経歴をつけてから移ろう」って考えちゃうところもあります。そうすると、せっかくの若さが減っていっちゃう。それはもったいないことだと思います。
鈴木:稼ぐ戦略としては、経歴をつけるとかではなくて、とにかく最初に一番いいとこを狙うのが必要なのですね。そういえばこの前、大久保公園のストリート売春の視察に行ったんですが、あそこに若い女の子が立って2万円で売春したりしています。だけど、その値切られるから1万5,000円とかになったりして、要するにものすごい安売りしてるんです。一番若い年齢なのに、一番安売りしてるところなんですよ。
本田:彼女たちはやり方が間違ってます。すごく間違っています。私はあんまり海外のことは知らないんですけど、詳しいお客さまとかだと、海外はすごく品質の良い高級品には高いお金を払おう、チップを払おうと、自分が受けて楽しい気持ちにお金を払うっていう文化が成立してるみたいです。でも日本の場合は、提供する側があえて「自分から良いものを安く提供してしまう」から、享受される側が足元を見て値踏みをしちゃう。それは良くないよねって話、たまにします。
鈴木:なるほど、良いものなのにわざわざ安く提供してしまう。それはもったいないし、自分から安売りをして立場を悪くしていると……。デフレ・マインドの日本の経営者に聞かせたい言葉です。
Next: どんな人がソープ嬢として活躍できる?働くのに必要な「大前提」とは
ソープ嬢として働くのに必要な「大前提」とは
本田:ただ、大久保公園に立っている子で言えば、誰もがソープを含めた風俗に行けるわけではないので、「大前提」がクリアできない子は風俗はやらないほうがいいかもしれません。
鈴木:「大前提」とは?
本田:最初に「選ぶ権利がなくなる」ことです。もし大久保公園に立っている子が不特定多数に選ばれることに耐えられるんだったら、高級ソープ店で働くほうが絶対的に得なんです。自分も会う前から相手を選ぶ側でいたいという気持ちが強くあった場合、はじめて会った瞬間に「このお客さんは嫌だよ」と仕事を断る姿勢では、風俗のお店にいることはできませんよね。
鈴木:おっしゃるとおりですね。相手を選ぶ気持ちがある場合はやっぱりやらない方がいいと?要するに覚悟があるかないかということですね。
本田:自分は本当にどこまで働けるかっていう、その覚悟が必要ですよね。自分のできる範囲がどこまでか、そこに倫理観とか道徳観とかってなってくると、ちょっとややこしくなるんですけど、とにかくお金のために自分はどこまで働けるか、そういうところになってくるかと思います。
鈴木:なるほど。稼ぐためには「自分を知る」ことが重要だというのが理解できました。そうであれば、ソープに行く女性たちはもう覚悟ができてる?
本田:「なんとなく」ではじめる人も実際には多くて、その人たちはやっぱり働きながら「自分はそこまでの覚悟がなかったな」とか、いろんなことに気づいて辞めていったり、ちょっと軽い性風俗に移っていったりすることもあります。箱型のヘルスだったり。性風俗では需要がないけど、メンズエステだとかそちらのジャンルだったら、わりとお客さんがつくって人もいるんです。
鈴木:自分がどこに合うのかっていうのは最初分からないから、試さなきゃいけないってことですよね。
本田:本当は試す前から分かってれば一番いいんですけど、自分が何をしたいかが分からなくて、なんとなく仕事に就く女の子もすごく多いのです。探求心とか行動力があるけど、そこまで自分がない。でも自分がないからこそ、探求心とか行動力を優先して働ける。倫理観とか道徳心とかはちょっと置いておいて、お金を稼ぐための最大効率は何かっていうことを考えて、行動に移せる……。
鈴木:真っ白なキャンバスに塗っていく感じでしょうか。
本田:ただ、その場合って、まだ本当に「自分の気持ちがどうか」ということには向き合ってない状態なんですね。だから、合っていないと思ったら、すぐに仕事を変えたほうがいいですね。メンタルのためにも。ムリしてメンタルがおかしくなって自傷したりするよりずっといいと思います。
撮影:紅子
「吉原」ブランドはほかの歓楽街と何が違う?
鈴木:ところで、本田さんは吉原のソープですが、吉原と他の地域のソープ街では何か違いみたいなものはありますか?
本田:吉原は本当に一種のブランドであって「吉原で働いていた」というのは箔がつくんです。地方の出稼ぎに行くとわかります。「吉原で働いていました」という人が和歌山だとか新潟だとか行くと、「吉原からキレイなお姉さんが来てくれた」と、すごく喜ばれてすごく稼げたりするんです。
鈴木:なるほど。吉原の知名度が活かせるわけですね。
本田:ただし、短期の出張の場合は休みがないんですね。出稼ぎで食いつないでいる女の子は、出稼ぎの4日間はフル稼働するんですけど、普通は4日間連勤なんてしないんです。2日出勤したら1休み、3日出勤したら1休み。野球の選手じゃないですけど毎日出ていたら体が壊れちゃうから、アスリートと一緒で体との相談しながら仕事をします。でも、出稼ぎ組はそんなこと言ってられない。行った先がピークで人気だから。その4日間で、できるだけ打数を上げなきゃいけない。休まず働いて、戻って休む。とてもキツくて毎回毎回できるものではないと思います。
鈴木:身体が壊れるギリギリまで働くということですよね。1か月のうち、4日だけ働いてゆっくりするというのは難しいのでしょうか?
Next: 次の月も同じように稼げるとは限らない。自分をどうブランディングする?
本田:1日8万円ずつ稼いで4日で32万円。普通のサラリーマンだったら32万円で厚生年金とか福利厚生、社会保障を引かれて、手取りが25万円ぐらいになったとしてもやってけるんですけど、風俗嬢は何かの仕払いに困って仕事をはじめているので、お金はすぐになくなります。それに次の月も同じ売り上げが上げられるとは限らないので、不安はありますね。もし性病にかかっちゃったり、コロナになっちゃったら出勤停止になるので、そうなっちゃうと1〜2か月は働けなくなります。楽じゃないと思います。
鈴木:東京には吉原以外にもいろんな場所にソープがあると思うんですが、たとえば新宿のソープだと箔は付かないんでしょうか?
本田:全国規模で見ると、「関東ソープ=吉原」みたいな感じですから、「新宿のソープ」って言っても、うーんみたいになります。新宿って言うと、どうしてもホストとキャバクラの街っていうイメージがすごいから、それよりも格が下がっちゃうイメージがあるんですよね、どうしても。ホステスとかキャバ嬢になれない子がなる仕事ぐらいのイメージがあって、その高級店で「満足の良い接客ができます」と胸を張ってるお姉さんがいるのは想像ができないんですよね。吉原というブランドは特別なものがあると思います。
(後編では、自分のブランディングや生き残り方のお話を聞きます)
現場撮影:山本和幸
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- 現代社会は「資本主義」ではないということを認識すれば容易に生き残れる(11/22)
- バイデン政権が甘ければ、中国企業がグローバル化を乗っ取ることもあり得る(11/15)
- トランプ大統領は終わって、バイデン大統領の時代になる。相場もまた変わる(11/8)
- 大混乱の中、いよいよ11月がやってきた。今こそ社会の動きに瞠目し決断せよ(11/1)
- 起業家にならなくても、孫正義や三木谷浩史や柳井正を利用する生き方もある(10/25)
- 稼ぐために悪人にならなくてもいい。合法的に金が転がり込んでくる場所がある(10/18)
- 狂った猿の作り方。徹底的に人間を依存症に追い込むのがパチンコという世界(10/11)
- もう一度よく考えてみよう。コロナで世の中はまったく違ったものになるのか?(10/4)
- 国民に都合の良い政策など実現しない。悪い政策の方が実現する。それが現実(9/27)
- 起業しないで起業家と同じようなスリルと大きな利益を手に入れる方法がある(9/20)
- 波乱の相場。これから3ヶ月、何が起こるのか誰にも分からない中で生き残る(9/13)
- ポートフォリオが自分のリスク許容度に見合っているか点検するのは悪くない(9/9)
- 「自分はどこまでリスクが取れるか?」で何も持たない人間の運命が変わる(9/6)
- 安倍政権を「賞味期限切れ」にしてしまった要因と、アメリカ大統領選挙の行方(8/30)
- ジョー・バイデンが大統領になる前提で、投資家はすでに新たな動きを起こしている(8/23)
- コロナによって、超巨大ハイテク企業はより独占的・支配的・持続的になった(8/16)
- MMT(現代貨幣理論)やベーシックインカムが声高になれば、ここに投資しろ!(8/9)
- コロナ時代には、政府がばらまく金を投資で自分に引っ張り込むことが重要に(8/2)
- 難しい時代は何もしない。バクチ銘柄を扱わない長期投資家は高みの見物でいい(7/26)
- ジャック・マーも保有株を売り、バフェットも買わず、ゴールドは上がる時代(7/19)
- 「コロナだろうが何だろうが、しっかり会社を経営しろ」と叫んだら起こる地獄(7/12)
- コロナによる世界的な混乱で一筋縄ではいかない状況。正解はまだ分からない(7/5)
- うまく生きたければ、早く仕事もライフスタイルも投資も非接触系に転換しろ(6/28)
- 今後、社会・企業・ライフスタイルを「これ」で区分けすべきだと気づいた(6/21)
- 2020年がバラ色の年であるとは思っていないのに米国株に投資をする3つの理由(6/14)
- どこの国でも「株式を保有していた人間」が先に助かり、恩恵も大きかった(6/7)
- コロナ禍が、また違う「禍(わざわい)」を招き寄せるという現象に注目せよ(5/31)
- アメリカでは失業者「2500万人」を超える状況になっているのに株価は戻した(5/24)
- 40年で約3倍の結果として違ってくるというのに、誰も何もしないのが現実の姿(5/17)
- コロナウイルスによる大恐慌なみの経済ショックで誰がどのように得するのか?(5/10)
- 今は「生き残る」ことをテーマにしてライフスタイルや投資を組み立てておく(5/3)
- 別に世の中を読まないが、それでいて時代が必要とする重要企業も逃さない方法(4/26)
- 「自分の人生の中で最も最悪な年になる」と自覚してコロナショックを生き残れ(4/19)
- 歴史的な暴落波乱相場で容易に生き残る方法(2)危機が去れば焼け太りする(4/12)
- 今の相場環境は嫌いではない。低迷が長引くほど保有株を大量に増やせるから(4/5)
- 歴史的な暴落波乱相場で容易に生き残る方法(1)頭を使わないで平均点を取れ(3/29)
- コロナショックはいずれは落ち着いて、どんな形にしろ日常は必ず戻ってくる(3/22)
- 私のやっている投資がコロナショックでの相場大激変でも何の問題もない理由(3/15)
- ついにやってきた株式市場の暴落と乱高下。この社会情勢で私はどう動くか?(3/8)
- 新型コロナウイルスで市場が変わった(2)12%の暴落をどのように考えるか?(3/1)
- 新型コロナウイルスで市場が変わった(1)日本はもしかしたら見捨てられる?(2/23)
- 「中国を潰してやる」というのは、アメリカの一貫した方策であることを認識せよ(2/16)
- 新型コロナウイルスが浮き彫りにしたのは、中国に投資すべきではないということ(2/9)
- 中国の新型肺炎で、1月24日に「オーメン」を嗅ぎ取って動いていた人たち(2)(2/2)
- 中国の新型肺炎で、1月24日に「オーメン」を嗅ぎ取って動いていた人たち(1)(1/26)
- 国民年金だけでは65歳以後は乗り切れないということを早く自覚して行動すべきだ(1/19)
- 私がやりたいのは「株式市場での火事場泥棒」。社会が混乱している時に盗む(1/12)
- イランの反米司令官が爆殺されて肉片となったので米国株式を増やすことに決めた(1/5)
- 【新年特別号】令和すなわち地獄。終わりの始まりを迎えた日本で経済的にサヴァイヴする方法(1/1)
- 私が「2020年代が自分の人生で最もキツい年代になる」と覚悟している理由とは?(12/29)
- 「捨て石」の概念を見直せ。これが前もって成功に辿り着く確率を上げる方法(12/22)
- 読者のみなさまへ、バックナンバーのご案内(12/17)
- 2019年の総括と、2020年のこと。相場の動きは読まない。何か起きたら対応する(12/15)
- 社会が重要な岐路にあるとき、次の方向性を知るためには何を見ればいいのか?(12/12)
- 日本人は全員で消費税を引き上げた政治家・官僚・財界の馬鹿どもに復讐せよ(12/8)
- 【まぐまぐ】年賀状キャンペーン期間延長のお知らせ(12/1)
- 株式の割高・割安を見る3つの指標と、これから起きそうな予兆についての考察(12/1)
- 社会は大きな「ゆがみ」を生み出すのだが、それを見つけて埋めるとカネが入る(11/24)
- 「楽して手っ取り早くカネを増やしたい。思惑が外れたらサヨウナラ」の気持ち(11/17)
- 鈴木傾城が今の投資について思っていること(2)世界を買うか、米国を買うか?(11/10)
- 鈴木傾城が今の投資について思っていること(1)相場は上がっているが……(11/3)
- 次のリーマンショック級の経済ショックが起きたら、ソフトバンクは死ぬ(10/27)
- 人生も壮大な賭け。投資から人生まで「賭け方」で知っておくべき4つのタイプ(10/20)
- 投資の前に貯金や収入を何とかしなければならないのであれば、どうすべきか?(10/13)
- 「一生現役」は、政府が日本国民を死ぬまで働かせるためのキーワードである(10/6)
- 圧倒的な弱者であっても、絶滅するどころかしたたかに生き残っている事実(9/29)
- 資本主義では資本が生み出す不労所得を手に入れることが最も大きな「旨み」だ(9/22)
- 今までの資本主義は「株式保有」が生き残るための武器だったが次はなにか?(9/15)
- 重い借金を抱えて地獄を見て生きている人は、借金のない人が幸せに見える(9/8)
- 消費税10%を乗り切れ。ダメージを受ける人は、その分をサイドジョブで吸収せよ(9/1)
- 下らないマウントが横行するネットの世界で自分のスタイルを守るには?(8/25)
- 最先端のバイオ・ゲノム企業に投資するのが難しい理由と乗り越える方法(8/18)
- 中国発の株式市場への巨大な悪影響は、いつか必ず私たちに襲いかかってくる(8/11)
- 8月1日に巨大損失を被ったのであれば、それは健全な投資をしていない証拠(8/4)
- アメリカに投資していないのであれば、本当の意味の恩恵を受けていない(7/28)
- カネのあるところから無理やり自分にトリクルダウンさせる仕組みがある?(7/21)
- アメリカの株式市場が史上最高値更新。しかし、有頂天になる局面なのか?(7/14)
- アーリーリタイアは「夢のまた夢」なのか「何とかできる」ものなのか?(7/7)
- 定期定額積立投資しながら暴落待ち。私が次の暴落に投資したいのはこれだ(6/30)
- 率直に言うと、日本の株式市場に長期投資するというのは人生最悪の選択(6/23)
- 米中新冷戦は長引くが、これによってアメリカに賭ける戦略は終わるのか?(6/16)
- 第一線を離れてからも要領良く資産を増や続けるビル・ゲイツを観察せよ(6/9)
- 起業して10年後に生き残れるのは6%。起業に人生を賭けない生き方も悪くない(6/2)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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弱肉強食の資本主義が蔓延し、格差が急激に広がっていき、いよいよ日本人の間にも貧困が蔓延するようになってきています。経済暴力の中で日本人がどのように翻弄されているのかを、危険なまでの率直さで取り上げ、経済の分野からいかに生き延びるかを書いているのがこのメルマガ編です。