湯シャンなんてする必要なし!加齢臭も気にならない乾燥肌対策とは?

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冬になると肌がカサカサに乾燥して本当に嫌になってしまいますよね。でもちょっとした対策で肌のうるおいを保つことができるって知っていましたか? 無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では簡単にできる肌の乾燥対策と、常備しておきたい軟膏を紹介しています。

暮らしと科学:冬期の肌ケア

冬になると目立ってくる法令線。夏の紫外線でのダメージが、冬の乾燥で確実なものになる。

これが日本で最も多いタイプの肌へのストレスなので、実は冬こそ肌を再生させる最も大事な時期と言える…という話はこのメールマガジンでも過去何回かしてきました。

特に皮脂のバランスの崩れから、肌が環境ストレスに負けやすくなる状態を作らないこと。これが最も重要です。

そこで良く出てくるのが湯シャンや体を洗わないという極論なのですが、本人は良くてもある程度の年齢を重ねていると、湯シャン、体洗いの甘さは体臭というか、加齢臭がすさまじいことになります。

とはいえ洗いすぎも良くない…ってどうしろっていうことになるのですが、そこは折衷案が最も良いのです。

例えばシャンプーの量を減らした洗髪を3日やって、通常量でのシャンプーを1回する…(運動や発汗にあわせて調整)、体は皮脂の分泌の多いところは石けんとタオルで洗って、それ以外は洗いすぎないように注意する。

風呂上がりには、10分以内にグリセリンの多めの化粧水をつけましょう。顔だけでなく頭皮にもアリです。

小じわにはヘパリン系軟膏ヒルドイド軟膏のようなものを使うとよいのですが、ニキビ様のできものが出来ている場合は悪化させることが多いのであくまで皮膚の状態が良いことを確認してから使いましょう。

手足に関してはヒルドイド軟膏が万能で、枕元にヒルドイド軟膏を置いておいて、寝る前に手足にたっぷりぬって(可能であれば手袋をして)就寝すると、驚くほど手の肌はきれいになります。

あとは当然の紫外線対策。夏場と変わらない紫外線対策は必ずしておくことです。

image by: Shutterstock

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 『アリエナイ科学メルマ
著者/くられ
シリーズ15万部以上の不謹慎理系書「アリエナイ理科ノ教科書」著者。別名義で「本当にコワい? 食べものの正体」「薬局で買うべき薬、買ってはいけない薬 」などを上梓。学術誌から成人誌面という極めて広い媒体で連載多数。
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