幼稚園からの教育が整列好きの日本人を生み出した
なぜ日本人は整列が得意なのでしょうか。
記事の中では「日本人の“整列に対する愛着”は幼稚園でのレッスンから始まり、その整列を通じて、自己訓練、協調、尊重することを学んでいる」と幼少期からすでに整列文化が根付いていると説明しています。
整列文化の根本は集団行動の影響もあるとし、「幼稚園や小学校では学芸会があり、他のグループが発表している最中には、他の生徒は静かに座って聞いている。ここで我慢をし、耐えることを学ぶ」という解釈をしています。
確かに振り返ると、小学校や中学校は常に集団行動が求められ、全校集会や発表会などで常に整列をしていましたよね。
最近では、日本の集団行動の動画も海外ではかなり人気ですが、これは日本特有の文化であるようです。
記事の中で、「世界的には整列することを美徳としてはいない」というように、世界を見渡しても整列にここまでこだわる国は日本以外にはないような気がします。
それゆえ、整列をすることに慣れていない国の人が日本へやってくると大きなストレスを抱えてしまうのかもしれません。
その逆もまたしかり。
私たち日本人が海外に行くと「なぜみんな並ぼうとしないんだ」と苛立ちを覚えるでしょう。
Source by: 米テック・インサイダー
文/MAG2 NEWS編集部
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