美味しいだけじゃない。牡蠣が海のミルクと呼ばれるこれだけの理由

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みなさん、牡蠣はお好きですか? カキフライ、牡蠣鍋、生牡蠣…さまざまな調理法によって親しまれている牡蠣ですが、別名「海のミルク」と呼ばれるほどたくさんの栄養素が含まれていることでも知られています。いったいどんな栄養素が含まれているのか、無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』が紹介しています。その他、女性なら誰もが気になる「女性ホルモン」についても取り上げています。どちらも興味深いお話ですよ。

栄養たっぷり お肌プリップリ

牡蠣かき)は、「海のミルク」と呼ばれるほど滋養強壮に効果があり、良質のタンパク質、ビタミンA、B1、B2、B12などのビタミン類、カルシウム、銅、亜鉛などのミネラルをバランスよく含み海の幸を凝縮させた栄養豊かな食品なのだそう。

アミノ酸の一種タウリンが多く含まれており、タウリンには、血圧や血中のコレステロール値を下げる効果があり、高血圧症や、動脈硬化の防止に役立つ。また、鉄分も多く、女性に多い鉄欠乏性貧血の予防に効果が。

ヨーロッパでは牡蠣は、単に美味しいというだけでなく、スタミナ増強の食品として古くから利用されており、動脈硬化、肝臓病、心臓病などの生活習慣病、神経過敏症、精力減退に効果的に働き、視力回復にも役立つそうです。生食で、かき飯、鍋ものなどいかがでしょう。

適度な脂質も大事!!

女性ホルモンエストロゲンの原料は、脂質であるコレステロールで、女性にとって脂肪は欠かせない栄養素だそうですが、太るのを気にして油を控えた食事を続けていると、体内でコレステロールが不足し、女性ホルモンが減ってしまうことに。脂質不足は、若いときは症状が出なくても、40歳を過ぎて一気に老け込むこともあるので要注意なのだそうです。

エストロゲンは女性の卵巣でつくられる女性ホルモンで「卵胞ホルモン」と呼ばれ、肌をつややかにし、髪の毛を豊かにし、張りのある乳房にするなど身体を女性らしくする以外に、血管や骨も強くなり、脳や自律神経の働きをよくするなど健康を保つ働きがあり、更に抗酸化作用により、活性酸素の発生を抑制したり、血管壁に働きかけて血管の弾力性を保ち、脂質代謝をよくする働きがあり、抗動脈硬化効果も。

また、骨吸収の抑制(骨が壊れるのを防ぐ)、骨形成の促進をし、骨量を維持する働きもあるそう。まさに、生きていく身体に重要な役割を果たしているホルモンなのですね。

image by: Shutterstock

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