なぜアイリスオーヤマでは、パソコンを禁止しても新企画が生み出せるのか?

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「これからは発想力の時代」と言われて久しいですが、ではその発想力豊かな人材はどうすれば育てることができるのでしょうか。無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』では、「モノを考える力」を育むことを重視したユニークな取り組みを行っている企業や大学が紹介されています。

新人・若手社員を活躍させる企業ってどんな企業?

今週末から4月に突入し、新入社員も会社デビューする日を迎える。若手社員の力を伸ばすような研修を実施している会社を紹介したい。

若手社員の力を伸ばす、ユニークな社内制度

今、少子高齢化で若手社員といっても鍛えていかないと戦力にならない。3月から4月にかけては新入社員のみならず出向や転勤のシーズンで、どこの会社も社員研修に力を入れている。昔は、5年、10年、15年経つと、係長、課長、部長と昇進し、情報を沢山持ち指導するということだったが、情報がフラット化して誰でも情報を得られるようになった。それによって地位に関係なくより多くの人達が新製品や新戦略を考える時代となってきた。

そして、そういうことに耐えられるような新入社員や若手を育成した会社が伸びており、企業研修のあり方も変わってきたといえる。そうした中で、ユニークな対策を取っている会社を具体的に紹介したい。

現代の武者修行で若手を育成

まず、宅急便でおなじみの「ヤマトホールディングス」。「ヤマトは我なり」という社訓があり、宅急便を運ぶ(モノを届ける)だけではなく、我々自身も見られており、自身の人格も見られているということだ。だから自分自身を磨き、ヤマトという会社の存在感を示していかなくてはならないという想いがある。そのため、若手社員を企業間留学させている

配送だけを学んでも自分自身を磨くことは難しいということで、ジョブローテーションで自社内のことを身につけた後、外部研修として2年程度「海外の物流企業」や金融、メーカーといった「国内の異業種企業」に派遣され、様々なビジネスモデルや、海外の最新情報を、身に着け社に戻る。そのようにゆっくり育てると、若手からも幅広いビジネスモデルが生まれる様になる。

そうしたことから生まれたのが去年誕生した「ネコポス」。大半の自宅ポストに投函できる、非常に厚さが薄い小型サイズの宅配梱包を開発 。小型サイズのため再配達しなくても済む上、資材コストも抑制できるなどのメリットもあるサービス。

さらに、ネットオークション「ヤフオク」などで落札した商品を落札者が出品者に個人情報を伝えることなくコンビニで受け取ることができるような新たなサービスも生まれている。若い人達がこういった今の時代にあったサービスをドンドン生み出している。

ネット通販で商品を購入すると、商品のサイズに対して箱が非常に大きいことが少なくない。運ぶ方も、受け取る方も大変でもったいないなと感じる。こういう新たなサービスを考えたというのは、会社にとってコスト削減にもつながる。

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