戦わずして勝つ。中国の脅威をかわすための「対ロシア戦略」

 

「世界戦争も辞さず」に凍りついた会場 ダボス会議で出た中国の“本音”

 

スイスで1月に開かれた「世界経済フォーラム年次総会」(ダボス会議)で、取材にあたった米メディア幹部がぞっとする「影響力を持つ中国人の専門家」の談話を伝えた。

 

この専門家は「多くの中国人は尖閣諸島への侵攻で軍事的な優位を地域に見せつけ、シンボル的な島を確保することができると信じている」と語った。

 

世界大戦の引き金になりかねない話の行方に、周辺は凍り付いたという。(2014.02.17 夕刊フジ)

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こういう話、「南シナ海埋め立て問題」などを見るに、「本気だ」と思ったほうがいい。

ここまでまとめると、日本は、ロシア、韓国、中国と「領土問題」を抱えている。しかし、「領土問題」が原因で、「戦争になる可能性」があるのは、「中国一国」なのです。

もう一国、当然北朝鮮も脅威です。とはいえ、GDPでも軍事費でも世界2位の強国・中国とは、「比較にならないレベル」といえるでしょう。

さらに、ここ数年「脱自虐史観」が進んできた結果、「アメリカが全部悪い説」が大ブームになっています。

日本人が「自虐史観」に洗脳されたのは、アメリカGHQの仕業。ですから、理解できます。そして、いまだにアメリカは、日本を搾取しつづけている。

とはいえ、少なくともアメリカは、日本の領土を要求していません。アメリカは、沖縄を日本に返還しましたが、中国は突然、「沖縄は中国の領土である」といいはじめた。

どっちがマシか、常識で考えれば理解できるでしょう。

>>次ページ 日本の戦略は「中国と戦争をしないため」にある

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