麓の村から多くの人は歩いて登るのに思ったより人に会わないのはどうしてだろうか。
道には思ったより雪はなく、軽アイゼンどころか目出し帽も必要ない。ただ、手袋だけはめて登って行く。
馬車が止まり、乗客が降りているな、と歩いて行くと展望所があった。馬車はここまでであとは歩きで行くのだろう。
ここまで15分で歩いて来た。まだ入場時刻まで1時間近くある。展望所にいる人も多い。私もそこで時間をつぶすことにする。
目の前にノイシュヴァンシュタイン城が見える。
見学を終えて多くの人が下りて来る。城の下の部分は雪で真っ白だ。
村を見下ろすと、村も雪で白く覆われている。
十分景色を見た。ゲートに行ってみようか。
坂を城に向かって上がっていき、門をくぐる。その先にゲートがあり、電光掲示板には現在の時刻と入場時刻の案内が出ている。そこまで展望所から5分だった。
465番-13:25
466番-13:30
467番-13:35
と書かれている。私の番号は468番-13:40である。
麓のチケット売り場では13:30、13:35はなかった。ガイドブックに出ていた、ネットで予約したりバスで来たりする団体客だろう。まあ、大勢が待っているのにはびっくりである。
5分前になり、ゲートを通り城の中に入った。30人くらいの集団で見学する。日本人は私1人である。トランシーバのようなもので日本語で解説してくれる機械を貸してくれた。
城の中はさすがにきれいである。また窓からも雪景色やまわりの風景が見える。歴史や当時の様子などが良くわかった。
30分ほどでガイドツアーは終わった。あとは山道を下るだけである。行きよりも多くの人が登ってくる。また、馬車も満員である。
下りも22分かかったが、馬車乗り場には列ができていた。バス停も混んでいたが、ちょうど来たバスに乗ることができ、14時半過ぎにはフッセンの駅に着くことができた。
私はこのような新しい城より古い歴史のある城が好きである。でも、山の上のきれいな城と雪景色のホーエンシュヴァンガウの村が展望できてよかった。
ミュンヘンへの列車がすぐにはなく16時過ぎだったので、駅の周辺の散策をして過ごした。
【歩いた日】
2015年3月16日(月)
【天候】
晴れ時々曇り
【コース及び時間】
ミュンヘン中央駅9:54-(RE57506)-11:55フッセン駅12:05-(バス)-12:15ホーエンシュヴァンガウ(チケット購入)12:32-(徒歩)-12:47展望所12:59-13:04ゲート(待つ)-13:40ノイシュヴァンシュタイン城〈965m〉14:16-(徒歩)-14:38ホーエンシュヴァンガウバス停14:40-(バス)-15:50フッセン駅-駅周辺散策(ホーエス城、聖マング教会市教区等)-フッセン駅16:06-(RE57513)-18:05ミュンヘン中央駅
【麓の村から登り:22分 麓の村へ下り:22分 徒歩合計:44分】
コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
image by: Shutterstock
『私の出合った日本百名山』
私が出合った「日本百名山」を中心に、いろいろな山を毎週1山ずつ紹介しています。 メルマガも8年目に入り、二百名山、三百名山、山梨百名山、静岡の百山なども紹介しています。
<<登録はこちら>>
300ピース ジグソーパズル 天空のノイシュバンシュタイン城―ドイツ (26x38cm)