贈られる側のひと言
贈り物を受け取る側として返す言葉を最後に紹介しておきましょう。
頂き物へのお礼の言葉として
「お心遣いいただき、ありがとうございます」
「珍しいものを頂き、ありがとうございます」
が挙げられます。
「ありがとうございます」の前に、品物に込められた相手の気持ちを汲むひと言を添えるといいですね。
食べ物であれば
「早速、皆でいただきます(ました)」
食べ物以外の物品であれば
「早速、使わせていただきます(使っております)」
のように、その後どうしたかを伝えるのもよいでしょう。
贈る側は、相手に喜んでほしい、気に入ってほしいという気持ちがあり、受け取った側の反応を気にしているものです。
必要以上に言葉を飾る必要はありませんが
「皆でおいしくいただきました」
「とても重宝しております」
といった具合に、食べたり使ったりした感想を添えると、それが感謝の気持ちを伝えることにもなります。
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『仕事美人のメール作法』より一部抜粋
著者/神垣あゆみ
広島を拠点に活動するフリーランスのライター。若手ビジネスマン向けにメールマナーの基本を解説した『メールは1分で返しなさい!』(フォレスト出版)など著作多数。まぐまぐから無料メルマガ『仕事美人のメール作法』を配信中。
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