コメダ珈琲の「無料モーニング」に客が飛びつく第二のワケ

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名古屋の喫茶店からスタートした「コメダ珈琲」。FCで全国展開し、先日ついに東証1部上場を果たしました。驚くべきは30%を超える脅威の営業利益率。無料メルマガ『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』の著者で店舗経営コンサルタントの佐藤昌司さんは、立地からメニュー、ターゲット層に至るまで「他店とは違う目のつけどころ」にコメダの強さの秘密があると分析しています。

コメダ珈琲店の強さのヒミツは「絶妙なポジショニング」にあり

「コメダ珈琲店」などを展開するコメダホールディングスが6月29日、東京証券取引所の第1部に上場しました。売り出し価格は1,960円で、初値は1,867円、終値は1,879円とまずまずの滑り出しとなりました。

コメダ珈琲店は1968年1月に名古屋で創業しました。93年4月に株式会社コメダを設立しFC展開を本格化させていきます。13年4月には国内500店舗を達成し、16年4月末時点では681店舗にもなっています。国内681店舗の中で直営店はわずか10店舗、それ以外の671店舗はFC店となります。2020年度末までに1,000店舗を目指すとしています。

コメダの利益率は他に類を見ない水準

コメダは驚異的な利益率を誇ります。2016年2月期の連結会計年度の業績は、売上高が217億円(前年同期比13.2%)、営業利益が65億円(11.0%増)、営業利益率は30.2%となっています。

営業利益率が30%を超えるというのは驚異的といえます。コメダはほとんどがFC店での展開のため、営業利益率を単純に他の競合と比較することは適切ではありません。また、コメダは16年2月期から国際会計基準IFRS)で連結財務諸表を作成しているため、「のれん」の償却による費用計上がない等、日本基準の会計とは異なる点もあります。

しかし、そういった違いを考慮して考えてみても、コメダの営業利益率が30%を超えているというのは他に類を見ないことといえます。仮に、のれんの償却を20億円/年と推計して費用計上したとしても、それでも営業利益率は約20%になる計算です。

コメダが急成長し高い利益率を実現している理由はどこにあるのでしょうか。まずは、無料で提供しているモーニングサービス」を挙げます。

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