世界一笑えると噂のイギリス・ジョークが不謹慎すぎて全く笑えない

 

世界で一番笑えるジョーク」として票を集めたのは次のジョークです(上記のサイトからジョーク本文の全文を転載。須田訳)。

Two hunters are out in the woods when one of them collapses.
He doesn’t seem to be breathing and his eyes are glazed.
The other guy whips out his phone and calls the emergency services.
He gasps, “My friend is dead! What can I do?”.
The operator says “Calm down. I can help.
First, let’s make sure he’s dead.”
There is a silence, then a shot is heard.
Back on the phone, the guy says “OK, now what?”

 

2人の猟師が森を歩いていたところ、1人が倒れた。
彼は息をしている様子もなく、目はうつろになっている。
連れの男は携帯を取り出して、救急隊に連絡した。
「友達が死んだ、どうしたらいい?」と息を切らしながら言った。
オペレーターは「落ち着いてください。大丈夫です。
まず、彼が死んでいるのは間違いないか、確かめてください」と言った。
少し静寂があった後、銃声が聞こえた。
電話に戻ると、男は言った。「OK。で、どうすればいい?」

むちゃくちゃです

これで笑える日本人がどれくらいいるのかなと、初めて読んだ時は思いましたが、これを英語ネイティブ話者に聞かせたら「ハッハッ」と手を叩いて笑うのです。おお、そうなのか。彼らには面白いのか…としみじみ思いました。

良い悪いではなく、笑いはまさに文化の違いなんだなぁと感じました。なかなか「死」を笑いのネタにつかいにくいのが、日本人なのではないでしょうか? そうでないところでユーモアのネタを探す。「死」も軽々と乗り越えるユーモア精神というのはなかなかに日本人には理解しにくいかもしれませんが、案外そういうところから、文化の摩擦が起きるかもしれません。

image by: Shutterstock

 

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