東京五輪に水を差す「首都直下型地震」報道が徐々に消え始めている

 

私が東京オリンピックが決まった時に一番に思ったのは、大丈夫なの~首都直下地震が発生して首都機能がマヒするようなことが、オリンピックまでの間に起こる確率低くないじゃないの~と思ったのを覚えています。

最近は、地震学者の方のいう首都圏というのは、茨城、栃木、群馬ぐらいまで入っていて(で、もちろん東京湾も入るんでしょうね)、その広い地域で、マグ二チュード7クラスの地震が起こる確率ということなので、首都圏と言っても、首都のど真中で発生する可能性は少ないから、内閣府の被害想定のようなことが東京で起こる確率は非常に低いんだ、とか、関東大震災は、マグニチュード7.8(マグニチュード8クラス)の大陸プレートのずれで起こった地震で、このタイプの地震は一度エネルギーを放出するとかなり長期にわたり起こらない、とか、これまで、マグ二チュード7クラスの地震で、そんなに死者が出たことはない、というように、そんなに心配する必要はないという論調が出てきています。

東京都の防災訓練の想定も確か震度6強でしたね。

東京オリンピックまでは、とにかく、首都が大きな被害を受けるような大地震が起こるようなことはないということを前提で準備を進めなければなりません。一時も準備のための工事をストップすることはできないスケジュールでしょうから。

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