本当にバカバカしい「レジ袋の追放運動」武田教授がその矛盾を解説

 

「ゴミを入れるために新品の袋を買う」という馬鹿な行為に気づいているか

2) 有料ゴミ袋

捨てるゴミを入れるのに新品の袋を強制的に使わせるという「有料ゴミ袋アホ丸出し」の一つです。ゴミ袋もゴミを入れれば立派なゴミですから、まずは「ゴミとして捨てるものを買う」という馬鹿らしいことをしています。

もともとゴミを捨てるのは、レジ袋でも段ボールでも「使い古していてもう使えないものを使うのがもっとも良いことは誰でもわかります。捨てるのですから、捨てる寸前の物をまずは使い、それがなければやむを得ず何かを利用するのが筋です。

本当に環境を大切にし、資源の枯渇を心配するならそうするでしょう。

でも、自治体は小遣いを儲けようとしています。専用のゴミ袋を指定し、それを使わせることによって、なにがしかの利権を得ます。それは小さな接待かも知れませんし、天下り先を作ることもあります。そして、無意味な制限(カルシウムを入れるとか、色分けするなど)をして「官が認定する」という手続きを作ります。

分別・リサイクルをしているのに、片方では捨てる袋を有料で買わせるというバカらしさにそろそろ市民が気がつかなければならないでしょう。

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