頑張りすぎてオフになった「やる気」を奮い立たせる裏ワザ

 

では、準備をどのようにしておけばいいのか? っていうと、最も短時間で済む簡単な仕事をストックしておく(簡単な事務処理など)、あるいは、デスク周りや事務所内を簡単に整理整頓する習慣を持っておくことです。

たとえば、企画書の作成を頼まれたとします。最初のうちは気分も乗って、せっせと作業に当たれます。ですが、段々とアイデアも出なくなり、次第に煮詰まり始めます。

「あ~、あかん! あと3日しかあらへん。どないしよ~」ってなったときに、一旦手を止め、スグに片付けることの出来る事務処理に手を伸ばし、完了させます。こうすることで、頭の中で達成感を覚えます。この達成感によって、またアドレナリンを出すことになります。いうなれば、やる気のスイッチがオフからオンになった状態になります。

つまり、仕事をスラスラと進めていく感覚を意図的に呼び戻すことになります。スポーツでいう、ウォーミングアップと同じことです。いきなり競技を始めても体が思うように動かないし怪我をする恐れもあり、良いパフォーマンスも発揮できません。

仕事も同じです。いきなり事に当たっても進まなかったり、乗り切れないのであれば、ウォーミングアップが必要です。仕事の中でウォーミングアップが出来る準備や環境を整えておくことで、意図的に回復スピードを上げ、回復時間を短縮できます。

ということで、どんなことでも良いので、小さな達成感を覚えさせるための工夫(やる気のスイッチ)を考え、ぜひ今日から取りれてみてください。やる気を起こさせるだけでなく、効率化にも一役買ってくれるはずです。

間違っても、無理にやる気を起こさせようとしても疲労困憊するだけなので注意しましょう。

■今日のまとめ

『やる気が起きないときの対処法を用意しておく。』

  • 毎日欠かさずやっている最も簡単で短時間で済む仕事や作業をノートに書き出す。
  • 書き出したものをやる気が起きないためのスイッチにする。
  • 仕事が乗ってきたら、バリバリ実践する。
 
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【著者】 中久保 浩平 【発行周期】 毎週:火・木午前8:00発行※祝日の場合は翌日

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