さて「0」で気になるのは、小説、映画ともに大ヒットした『永遠の0』は「ゼロ」と読むのか「レイ」と読むのか。どちらが正しいのでしょう?
小説、映画ともに「ゼロ」と読んでいるようです。戦闘機の名前が「ゼロ戦」だから「ゼロ」で合ってる…ように思えます。
でも、これがそもそも不思議な話です。「ゼロ戦」は、皇紀2600年に採用されたので、当時の規定(皇紀の下二桁を冠する)に従って名前がついて、「00」だから「零式艦上戦闘機(レイシキカンジョウセントウキ)」というのが正式名称で、略したら「レイセン」です。「ゼロ戦」と呼んだら「ゼロ」という英語が入ることになりますが、戦時中、敵性言語の英語の使用制限を厳しく行っていました。軍自ら、最も活躍している主力の戦闘機に「ゼロ」という英語を入れた呼び方をするのかなあ…というのは私の長年の素朴な疑問です。
どなたか事情をご存知なら教えてください。
数の読み方、探るとまだまだ色んな秘密が隠れていそうです。
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