反安倍のリベラル左派TV局が、文科省の顔色を「忖度」する矛盾

 

これは状況証拠しか持ち合わせていませんが、反安倍なマスコミが目の色変える理由は2つ。

まず、「都議会議員選挙」。

公職選挙法の絡みで、露骨な小池百合子礼賛、都民ファースト支持、百合子マンセーができず、都議会自民党及び、その立候補者の批判ができない状況下、首相をはじめとした政府に対しては遠慮なく攻撃できるからです。

彼らにまともな政治信条も都政に関するビジョンもありませんが、安倍憎しのためなら、岩盤規制をコンクリートで固めて、行政を歪める結果につながることなど怖れるに足らず、というより、少し先を見る能力があれば、こんな墓穴を掘っていません。いまの安倍批判、安倍攻撃は自作自演の自業自得の自爆です。

安倍首相にしてみれば都議会自民党がどうなろうと知ったこっちゃない、とは過言でもないでしょう。この理由は後で述べますが、この反安倍のマスコミが、論理的整合性を一切無視してまで安倍政権を攻撃するのは、天下り先がなくなることを怖れてのことです。これが2つ目であり、発狂レベルで大騒ぎしている理由です。

例えば、元毎日新聞記者、元TBS解説員の龍崎孝氏は、いま流通経済大学スポーツ健康科学部教授です。

ウィキペディアにある彼の経歴は、政治部や外信部で、スポーツや健康の専門を見つけるのは困難で、ちなみに大学も教育学部卒となっていながら、スポーツや健康科学の教授様です。

官庁から利害関係のある民間企業への転職を「天下り」と呼び、民間企業である報道から大学は違うという反論もあるでしょうが、事実上の天下りです。

テレビないし、新聞という「声の大きな組織」を背景としているからで、とりわけテレビは「電波利権」に守られた既得権であり、影響力の強さは権威であり権力でもあります。そして龍崎教授先生様はほぼ毎日TBSの番組に出続けています

大学からすれば「宣伝」になるでしょうが、その宣伝は「公共の電波」という公共財を背景にしたものです。ペン一本で発進力を持つ人気作家でもなければ、アイデア勝負でネット民を騒がせるユーチューバーでもありません。違法性を問うことは困難ながら道義的な不公平を感じずにはいられません。

そしてご存知、大学を管轄するのは文部科学省

大学教授が文科省に対して正面切って弓引けば、許認可や補助金の差配を握る文科省が、どんな報復をしているか想像するのは、国家公務員の守秘義務違反にあたるであろう、いまも内部から流出し続ける「怪文書」をみれば簡単なこと。

法律も道理もなく省益のために攻撃を仕掛けてくるのが文科省だということは、前川喜平氏とその賛同者と思われる文科省内部の内通者が証明して見せたことです。

報道から天下った教授様が、文科省に楯突いたとして、その後はかつて所属していた報道機関や、後輩などの受け入れを、他の大学も含めて躊躇うことは想像に難くないのです。

そんな偉大なる文部科学省様が、実際には旧文部省様がお困りになっている。ここはマスコミとして忠誠心の見せ所

退職し大学にお世話になっているOBのためであり、いずれお世話になる同僚と、なにより自分のために、「文科省のご意向を忖度している。

統治機構への迎合という異常事態ながら、従来の安倍批判のベクトルと同じなので、自覚のないまま加速している姿は、高速道路で流れに任せて運転していたら、スピードメーターが180キロほど示し暴走をしていたようなもの。

さらにマスコミは一方向に傾きやすい性質をもち、皆が動けば止まることができなくなり加速し、破壊に無自覚な群生相のイナゴとなります。今回の安倍批判、攻撃は過ぎたことと諦めもしますが、早く絶滅して欲しいと願うばかりのおぞましい姿です。

マスコミ忖度の傍証をあげましょう。前川喜平氏です。彼が文科次官だったころ、組織をあげて天下りに勤しんでいました。それもそのはず、審議官時代の彼は、天下りに積極的に関与していたのですから。これも公文書で誰でも確認できること。

さらに「貧困調査官」として乗り込んだ、出会い系バー通いは、ある種の文科省の伝統で、前川氏の前の文科次官と連れだって通っていたと、青山繁晴参院議員がネット番組で確かな情報筋から仕入れた話と紹介しています。

出会い系バーは暴力団が運営し、連れ出すだけなら5千円。同じく暴力団が経営するラブホテルに入れば3万円というシステムで、女性から男性は見えないが、男性は女性の品定めができる仕組み。

性の商品化を具現化した店で、こんなところに週に何度も通い、在職中に叱責を受けるような人物。

退庁後のアフターファイブに何をしても良い、という意見もありましょうが、教育行政のトップに立つ人間としてのモラルが問われ、百歩譲って不問に付したとして、「人格者として祭り上げるマスコミへの違和感は、文科省への忖度」とみれば腑に落ちるというもの。

ハッキリ言います。こいつら、反安倍マスコミはバカです。なぜバカか。簡単に説明できます。バカと定義する最大のバカポイントは、「安倍晋三は極右。あるいはバリバリの保守」で思考停止し、そこら生じる論理矛盾を、陰謀論や批判のための批判で誤魔化しているからです。間違いは誰にでもありますが、その間違いを改めず己を正当化するためだけに理屈を並べる知的態度を「バカ」とします。

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