マクドナルドの「ベタ」な戦略の方が割と効果がある納得の理由

 

中小企業は何をすべきか?

マクドナルドの実施している策と、背景にある戦略思考について言い方を変えると、とても基本に忠実な戦略をとっていると見受けられる。

生活者の思考が多様化し、メディアも細分化してくることにより、企業が打つことができる戦術も種類が増えている。

IoTが世の中に浸透すれば、顧客の要望はどんどん強くなり、企業への期待は深まる。

AIに取って代わられるビジネスも、多く出てくるのが近い将来の姿だろう。

ソーシャルメディアの進化も進み、それにともなって、デバイスも進化する。

企業にとって設備投資の必要性も要求されるし、世界を席巻している、アップル、アマゾン、グーグルのような、メガ企業の寡占に巻き込まれないようにするには、何をすべきか?

このような状況下だからこそ、逆に、マクドナルドのように、原点に戻り基本的な戦略をベースに市場に対し何ができるかを考え素早く実践することが重要なのだ。

ITが進化するに伴って、IoTなどを取り入れることも重要だが、逆にITにできないことを工夫し、実践することは必要なことであろう。

厳しい市場に立ち向かい、常に顧客満足を超える、顧客歓喜を提供できる企業を目指すべきなのだ。

image by: Asshystock

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