簡単な自律神経の整え方
五感の働きがおもわしくない(目が疲れる、耳が聞こえづらい、匂いが分からない、味がしない、肌が過敏)ときには、まずは頭のてっぺんの「百会(ひゃくえ)のツボ」にお灸をすることをおススメします。
『百会のツボのとり方』
座った姿勢で背すじをのばし、アゴを引いた状態で頭のてっぺん(両耳と横並びになるところが頭頂部)の圧痛部が「百会のツボ」です。
髪の毛が生えてお灸ができない、というときには、前額部と後頭部を挟み込むように蒸しタオルで温めましょう。
自律神経の働きが弱まると、内臓機能や気持ちの活力が落ち込んで、姿勢が悪くなります。
アゴが出て、肩が前にうなだれて、猫背になり、腰が抜けた状態で、膝裏をのばすことができずに、足を引きずって歩くようなら、「百会のツボのお灸」か「頭部の蒸しタオル」を毎日試しましょう。
季節の変わり目の風邪の予防に、また現在増えているケガの予防にとても役立ちます。
残暑の自律神経の働きは、今しばらくこまめにチェックして過ごしましょう。
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