高齢者をカモにする、居住マンション「リースバック詐欺」の手口

 

そして…2つ目は、あまりにも最近のニュースは、高経年マンマンションの不安を煽り過ぎです。一口に、高経年マンションといっても様々です。本当に、将来が心配なマンションもありますが、全体から見たら少数です。大抵のマンションはそれなりに管理されています。修繕積立金の値上げが必要になってくるマンションは多いと思いますが、2倍3倍にしなければならないようなケースはまれです。

年金暮らしで修繕積立金の大幅値上げがあったら、ここで暮らし続けられなくなる…、高齢者にそんな不安を抱かせないようなことも重要です。そのためには、管理組合(法人)による「リバースモーゲージ」も今後検討が必要になるでしょう。その先駆者である西京極大門ハイツはやはりすごいです。

管理費が払えなくなっても住み続けられる安心

高齢者にとっては、「安心こそが一番の価値です。だからこそ、高齢者の不安を煽るビジネスには要注意です。

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【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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