保育園や幼稚園帰りに「今日何したの?」と聞いてはいけない理由

 

さいごに

いかがでしょうか。「子どもの領分」と私が呼ぶものについて、いくらかでも理解・共感がいただければ嬉しいです。

最後に1つ付け加えると、「子どもの領分」は時間とともに子どもの成長とともにどんどん広がっていきます

身近な情景を例に出せば、小学校に入ればクラスメートの家に遊びに行くようになりますし、高学年以上になれば「夕方には帰ってくるけど、どこで何しているのか分からない」なんてことも実際に日常生活で起きるのでしょう。

いつかは(たぶん、とても近い将来には)、親が「いつでも見守っていることはできなくなるのは、まぎれもない事実。できることなら、その事実を前向きに捉えて、今から子どもが「子どもの領分」を存分に体験できるよう支えてあげたいですよね。

多くの経験を通じて、子どもはコミュニケーション能力や思いやり、自分自身の考え・意思を持ってそれを主張できる力、他者が感じていることを察するセンスや良いこと・悪いことの判断力など、さまざまな力を身につける。そんな子どもを見ながら、親も「子どもの領分」の拡大ペースに後れることなく、“子どもへの信頼”を高めてゆく。

そんな風に親子で成長していけたらいいですね。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 パパコーチ くろさわ 【発行周期】 週刊

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