部下の意見に「若造が何言ってんだ」と耳を貸さないのは愚の骨頂

 

これは、年下の人の意見を聞く時の年上の人や、部下の意見を聞く時の上司の人に置き換えると、とてもわかりやすくなります。自分よりはるかに年下の人が、仕事だったり何かに対しての意見を述べている時に、興味の積極性のない人は、最初から相手にしません。「若造が何を言ってるんだ」くらいの感覚で、耳を傾けようとはしないのです。

同じように、部下が仕事に関する意見を持ってきても、興味の積極性がない上司は、耳を貸しません。「そんなこと言っている暇があるんだったら、さっさと仕事覚えろよ」なんて言ってしまうわけです。

でも、そういう意見の中には、自分自身にはない観点からの意見や、想像もしていなかったような意見があることは少なくありません。年齢も違えば、世代も立場も違うのですから、自分では考えつかないようなことを考えていたりすることなんてザラにあるのです。

素直にその意見を取り入れることで、飛躍的に生産性が上がることもあるでしょうし、売上が上がることもあるかもしれませんよね。全ての意見がそうとは限りませんが、可能性としてはゼロではないのです。そこに考えが至らず、ただの決めつけで話を聞かないなんて、愚の骨頂でしかありません

これも、興味の積極性があるかないかで、受け取れる情報の量も質も変わるという典型的な例です。

どんなことにも興味を持って、積極的に情報を得ようとする。これだけ情報そのものが多様化している現代では、とても重要なビジネススキルのひとつと言えます。何事にも興味を持って、素直に情報を受け取れる態勢は作れていますか?

今日のおさらいです。

  • 興味を持ち、積極的に情報を収集できるような意識を、日頃から持っておく。

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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