編集後記
毎年、9月1日は子どもの自殺が激増するとのデータから、「いじめ自殺防止のための共同宣言」というのを、NPO団体や有志の方々を集めて行っています。メッセージは、強烈に、学校に行きたくなかったら、学校に行くな! というのが冒頭に来ます。
世間ではこれを無責任だという人もいます。教育の機会が失われるではないか! というわけです。私はこれに強く反発しています。命より大事なものはないからです。命を危険にさらしてまで、学校に行く必要はないし、それで教育が受けられないというならば、命と天秤にかけるなと言いたいのです。
また、私は塾の講師の経験がありますが、成績の面で言えば、学校より効率的に分かりやすく勉強を教えることは、可能だと断言できます。学校に行くことが全てではない、そういうところから意識を改革していく必要があるのではないかと思うのです。一方で、学校は行きたい、と思えるような魅力的な学校になってほしいです。
冒頭9月1日としましたが、実際は夏休み明けです。今では夏休み明けは地域によって違います。メディアの方々は、それを知ってかしらずか、9月1日に「自殺はやめよう」というメッセージを合わせようとしますが、はっきり言って遅いです。そこからは自殺をなんとか止めたいということではなく、話題に乗っかりたいというメッセージしか残りません。
できれば、8月20日ごろからキャンペーン的な期間で9月1日まで、自殺はやめようというメッセージを送り続けてもらいたいと思います。私が中心となって行う「いじめ自殺防止のための共同宣言」は23日の伝説の探偵の中でも触れたいと思います。
これから私は出張で講演、その後はいじめ問題で悩む保護者や本人の元へ向かいます。超強行日程です…が、全員分、真実を明らかにしてきます。それしか私にはできないので。
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