というわけで、健康に「良い油」というのは体質によります。人によっては特定の油でおなかがゆるくなることや、ニキビができやすい、肌荒れが起きるなどのいろいろな差があります。
そもそも「食用油」というのは、人類の歴史上でたかだか2,000~3,000年の付き合いしかないわけで、つい100年前くらいまでは高級品でした。人間の生物として、ここまで大量の油と接する今でこそ、使用量を少なくしていき、自分の健康にあった油はどれなのか、自分をよく観察して、見極めることが大事なのではないかと思います。
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