世界は先の大戦前に酷似。その「火種」は中東と日韓関係にある

 

米国もロシアとの中距離核戦力(INF)廃棄条約を破棄し、中東では、米軍が全面撤退をする方向になり、中東での戦争の危険も高まってきている。イランはイスラエルにいつでも侵攻できるという。

世界的に米軍が自国に撤退し、中国やロシアが出てくることになる。米国の穴を埋めるためにも、日独仏英が一緒に行動するしかないようである。その先に見えるのは、中央銀行バブル崩壊で経済混乱が起きて、戦争ですかね。嫌な予感がしてきている。

1929年の大暴落が、2008年のリーマンショックであり、その当時の新興国であるドイツと日本が今の中国とロシアであり、英軍が世界から撤退していた状態が、今の米軍の撤退であり、よく似ている。

1930年スムート・ホーリー法が、今の米中貿易戦争であり、1930年代後半により大きな経済危機になるが、それが今後のような気がする。そして、1941年に第2次大戦がはじまる。戦争になる予感は、歴史の位相が同じになっていることによる。

さあ、どうなりますか?

image by: Sagase48 / Shutterstock.com

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