いじめや人間関係で疲れた我が子に、親がすべき3つのサポート

shutterstock_1276191013
 

学校で「いじめ」にあっても、気丈に頑張っていた我が子から漏れる「もう疲れた」「立ち直れない」の言葉。親御さんにとってどれほどショックなことでしょう。でも、自分の子を守るためには、しっかりと親が役割を果たさなければなりません。メルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』の著者で家庭教育のプロの柳川由紀さんが、精神的に落ち込んだ子を立ち直らせるために、3つのサポート方法を教えてくれます。

立ち直らせるにはどうしたら?

Q:昨年4月に入学した娘は、夏休み直前に女子からの「無視」や「嫌がらせ」が始まりました。勉強もでき、リーダーシップも取れる娘は気にせず、普通に2学期を終え、冬休みも過ごし、年明けを迎えました。

しかし、その頃から元気が無くなり、「もう疲れた」「立ち直れない」と言うようになりました。これまで頑張ってきた娘をどう励まし、どう環境を変えてやれば良いのか答えが見つかりません。(中学1年女子のお母様より)

柳川さんからの回答

お嬢様は随分長い間、「無視」や「嫌がらせ」に対して「気にしない状態」を保っていらしたのですね。さぞ疲れたと思います。立ち直り方、サポート法をお伝えします。

1.原因ではなく目的を考える

落ち込む状況になったとき、「なぜこうなったか?」と過去の自分の行動に「原因」を探るのではなく、「こうなるための目的」は何なのだろうか、という未来へ向けた目的を考えましょう。

というのも、「原因」を探っても過去には戻れませんし、「なぜ」という言葉は自分を責めるだけになりがちだからです。お嬢様の場合、「疲れてしまった原因」を探るのではなく、「疲れる目的」を考えましょう。「休むため」かもしれませんし、「ゆっくりと向き合うため」かもしれません。

過去を問わず、人のせいにせず、未来に向けて、自分が今から何ができるのかを考えるのです。

2.今の自分にOKを出す

「もっと友だちに恵まれていたらいいのに」「あの人は良いな、なぜ私だけ?」「疲れた、もうヘトヘトだ」。このように自分のダメな部分、できない部分を見て「OKを出せない」人もいるでしょう。疲れているときならなおさらです。

けれども、そうした面も全部含めて自分を受け入れることが大事なのです。これを心理学では「自己受容」と言います。自分の劣等性も含めて、どんな自分でもまず自分が自分に「OKを出す」。ここが疲れ切った時の出発点です。

お嬢様の場合、今の状態でOKだということを自覚することです。そのために、お嬢様の気持ちを思う存分吐き出させてあげる環境を作り、その気持ちに耳を傾けましょう。アドバイスはせずに、ひたすら共感し、聴いてあげることです。

print

  • いじめや人間関係で疲れた我が子に、親がすべき3つのサポート
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け