自殺は5月に急増する。「休み下手」な日本人が10連休にすべき事

 

そこで、ここからはストレスの対処法について紹介するので、是非、参考にして、連休にお役立てください!

人間は何らかのストレスを感じると、その状態から脱するための対処行動を本能的に探ります。その対処行動は「へこんだ気持ちを元に戻す対処(ストレスへの対処)」と「ストレスの原因となっている問題を解決する対処(ストレッサーへの対処)」にわけられます。

この2つの対処を巧みに組み合わせれば、ストレス状態から脱するだけではなく、ストレスを成長の糧にすることが可能です。

へこんだ気持ちを元に戻す対処は、俗に言うストレス発散です。お酒を飲んだり、歌を歌ったり、趣味に没頭したり、愚痴を言ったり、ひたすら寝たり、とにかく気持ちがスッキリする行動を積極的にとってください

心のへこみ具合が強い場合は「寝る→体力回復→ストレスを発散する→寝る」というサイクルを、最低でも2回は繰り返すこと。

で、気持ちが元に戻ったあとは、「ストレスの原因となっている問題への対処戦略を考える必要があります。

そのためには、「自分はいったい何にストレスを感じているのか?」と何度も自問し、ストレスの原因を明確にしてください。

「将来への不安」「職場のストレス」「家族の問題」といったように漠然と捉えるのではなく

  • 上司との関係なのか?
  • 仕事の量の問題なのか?
  • 仕事を効率的にこなせていないことなのか?

あるいは、

  • 夫婦関係の、何に問題があるのか?
  • 子育ての、どんなことに迷いがあるのか?
  • 金銭的な問題の、どういった状況に不安なのか?
  • 育児の、何にストレスを感じているのか?

などなど、「これでもない、これは?いや、違う。あ、こっちだ」といった具合に問題を掘り起すこと

ストレスの原因が明らかになったら、「その問題を解決するには何をすればいいか?を考え実行する

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