そこで、ここからはストレスの対処法について紹介するので、是非、参考にして、連休にお役立てください!
人間は何らかのストレスを感じると、その状態から脱するための対処行動を本能的に探ります。その対処行動は「へこんだ気持ちを元に戻す対処(ストレスへの対処)」と「ストレスの原因となっている問題を解決する対処(ストレッサーへの対処)」にわけられます。
この2つの対処を巧みに組み合わせれば、ストレス状態から脱するだけではなく、ストレスを成長の糧にすることが可能です。
へこんだ気持ちを元に戻す対処は、俗に言うストレス発散です。お酒を飲んだり、歌を歌ったり、趣味に没頭したり、愚痴を言ったり、ひたすら寝たり、とにかく気持ちがスッキリする行動を積極的にとってください。
心のへこみ具合が強い場合は「寝る→体力回復→ストレスを発散する→寝る」というサイクルを、最低でも2回は繰り返すこと。
で、気持ちが元に戻ったあとは、「ストレスの原因となっている問題」への対処戦略を考える必要があります。
そのためには、「自分はいったい何にストレスを感じているのか?」と何度も自問し、ストレスの原因を明確にしてください。
「将来への不安」「職場のストレス」「家族の問題」といったように漠然と捉えるのではなく、
- 上司との関係なのか?
- 仕事の量の問題なのか?
- 仕事を効率的にこなせていないことなのか?
あるいは、
- 夫婦関係の、何に問題があるのか?
- 子育ての、どんなことに迷いがあるのか?
- 金銭的な問題の、どういった状況に不安なのか?
- 育児の、何にストレスを感じているのか?
などなど、「これでもない、これは?いや、違う。あ、こっちだ」といった具合に問題を掘り起すこと。
ストレスの原因が明らかになったら、「その問題を解決するには何をすればいいか?」を考え、実行する。