編集後記
こうした事件を調査していくと、とても悲しい気持ちになります。これでどうやって被害者は救われるのだと思ってしまうのです。
一方で、市の教育委員会やある種の地元勢力について不都合な事実を公開しているわけですから、嫌がらせもたくさんあるわけです。高知県、山梨県、大阪府など、よそ者がイイように言いやがってとくるわけです。
私がこうした記事を書く際、疑いについて疑いと書き、事実については事実と書くにあたり、エビデンスを積み重ねてから書きます。その量はデータにすればテラに及ぶものもあり、紙にすれば、段ボール1箱分になることもあります。
また、嫌がらせについては1つ1つ調べている余力はありませんが、あまりに酷い一部の方は調査を進めており、法的手続きを打つこともあります。基本的に相手にしていないというのが対応の基本ですが…。
一方で、よくぞ書いてくれたと、お褒めいただくこともたくさんあります。
今回はどうでしょう。
私が思うに、これは行政の構造的な問題や慣習についての問題もあって、より問題が深化してしまったところが大いにあると思います。市議会の記録も見ましたが、委員会などで噂話レベルをしたり、いたずらに時間を潰していると感じるところが複数ありました。
経済優先の政治ですから、教育には興味がないのかも知れませんが、教員出身が多い議会なのですから、もう少し教育に興味を持たれると同時に、公務員の守秘義務についてしっかり規定を作ってはどうかと思います。500円はちょっとあり得ませんよ。
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