もしJリーグにドラフトがあったら、久保建英1位指名は何チーム?

 

例年、ドラフトの時期は高校や大学や社会人の有望な選手がメディアで取り上げられることになるが、その期間中に野球ファンに名前が浸透するというのはドラフトのメリットの1つになる。Jリーグのクラブに加入する高校生や大学生は加入が内定した時点で公式サイトなどに「加入決定」のニュースが流されるがよほどの選手でない限りはメディアでの取り上げられ方はあっさりである。記事になって話題になるのはリリースが流れた当日と翌日くらいであるがプロ野球の場合はドラフト会議の前後に派手に取り上げられる。

また、ドラフト会議では順番に指名が行われていくので「その選手の今の時点での評価がどの程度なのか?」もはっきりする。「目玉クラスの選手」の場合は「何球団が1位で指名したのか?」がその選手の価値や評価を表すことになる。「○○球団が1位に指名した」となると箔が付く。「プロの世界に入ってしまったら1位でも5位でも10位でも同じ」とも言われるが1位指名された選手の方が球団には大事にされてファンには期待をされる。チャンスの数も1位の選手と10位の選手では全く異なる。やはり、上位の選手は優遇される。

1位指名が殺到するだろうMF久保建(マジョルカ)

ドラフト会議はJリーグにはない仕組みなので盛り上がり具合を見ると、毎年、羨ましく感じるところもある。もし、Jリーグがドラフト制度を導入していたら誰が1位指名されただろうか?と考えてみたが、やはり、今年の高校3年生 or 大学4年生で評価が高いのはMF久保建(マジョルカ)である。人気と実力と将来性とスター性を兼ね備えた日本サッカー界の希望の星に1位指名が殺到するのは確実である。MF久保建を獲得できたらクラブへの注目度や期待度は大きく高まって集客の部分でもチームに大きく貢献するだろう。

続くのはMF斉藤光(横浜FC)。プロ野球のドラフト会議でも指名が殺到するだろう目玉選手の指名を割けて2番手や3番目の選手を指名するケースは多々ある。この2人に続くのはFW西川潤(桐光学園高)、FW旗手(順天堂大)、MF三笘(筑波大)、GKオビ・パウエル・オビンナ(流通経済大)、MF山本理(東京V)あたりだろう。FW染野(尚志高)、MF紺野(法政大)、MF松岡大(鳥栖)、MF松尾(仙台大)、MF武田英(青森山田高)、DF田中駿(大阪体育大)、FW藤尾(C大阪U-18)あたりがその次にランクされるレベルの選手になるだろう。

image by: Sabokurohige [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

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