止まると死んでしまうマグロは生涯にどれくらいの距離を泳ぐのか

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今年もマグロの初セリがテレビや新聞で話題となりました。すしネタでも高い人気を誇るマグロは、寝ている間も絶えず泳いでいるとか…。一体なぜなのでしょうか?今回の無料メルマガ『毎朝1分! 天才のヒント』では著者の倉橋竜哉さんが、魚と哺乳類の呼吸法の違いを解説しつつ、マグロの生態を紹介しています。

寝るときのこと

朝起きると布団をかぶっていない倉橋竜哉です^^;

「横になって静かに寝られるって幸せだな」としみじみ思ったのは昨晩のことでして、朝からこんな話で恐縮ですが、以前、深夜のラジオ番組を聞いているときにこんな話が流れてきまして…

「俗に動かない人を揶揄してマグロ(鮪)と言うけれど、実際のマグロは動いていないと死ぬ

…確かにその通りだよな、と妙に納得したのを覚えております。

  • マグロは止まると死ぬ
  • マグロは寝ているときでも動いている

という話は、割とよく聞かれる話ですが、そもそもなぜマグロは動き続けているのか?というと「呼吸のため」であります。人間が鼻と口を塞がれると、数分後には窒息してしまうのと同様に、マグロが泳ぐのをやめてしまうと、呼吸ができなくて窒息してしまいます。

どういうことなのかというと、まず魚の種類で分けると「赤身魚」と「白身魚」があります。マグロの鉄火丼なんて言いますが、マグロは赤身魚であります。赤身の「赤さ」は、血中にヘモグロビンなどの赤色の成分が多いからであります(人間もそうです)。このヘモグロビンのおかげで、酸素を効率よく体内に循環させて使うことができます。

よく運動をする回遊魚と呼ばれるマグロやカツオ、サバなどは赤身魚で、あまり運動をしないヒラメやカレイ、タイなどは白身魚であります。

そして、魚類はエラ(鰓)で呼吸をしています。口から入ってきた海水を、エラに当てることで、海水中の酸素を体内に取り込んでいます。よく運動をする魚、そしてカラダが大きい魚ほどたくさんの酸素を取り込む必要があります。

ちなみに今年の初競りで有名になったマグロは、276キロの重さであります。それだけの巨体の隅々にまで酸素を回すためには相当な量の呼吸をしなくてはいけません。そのために、自らが泳ぎまくって、エラに海水を当て続けなければならないのです。それが、たとえ寝ているときであっても。

昨日、寝る前にふとこんなことを思いました。布団で横になって静かに寝られることって幸せだなと。もし俺がマグロだったら、寝ているときも延々と走り続けないといけないのだろうな…なんて。エラ呼吸じゃなくて、肺呼吸でよかった、と(おいおい!)。

人間には「呼吸筋」と呼ばれる筋肉群があるので、寝ているときも息を続けることができます。

ちなみに種類にもよりますが、マグロは1年間で地球1周分を泳ぐそうで、生涯では、地球と月を数往復する距離になるとのこと。呼吸のためとは言え、寝ないで泳ぎ続けることってスゴイですな。

というわけで、今日はマグロの話でした。マグロを食べる機会があれば、よかったらご家族、友人などに話してみてください。

★まず私からあなたにこの言葉をお届けします

どんな風に寝ていますか?

image by: Shutterstock.com

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