最後にご紹介するのは、「One Tab」という拡張機能です。Chromeってスゴく良いブラウザなんですが、それでもやっぱり欠点がありまして、それはメモリーをやたらと消費するということです。Windowsのタスクマネージャで確認すると、使っているメモリーの半分以上がChromeなんですよね。そしてそれが原因でフリーズしたりします。そんなメモリーの消費を95%も削減してくれるのがこのツールです。
使い方は簡単で、Chromeでタブを開きすぎた(つまりメモリーをたくさん使っているぞ)時に、このアイコンをクリックすると、今まで開いていたタブが全部ひとつのページにまとめられます。私は常に10個以上のタブを開いているのですが、調べ物などでそれ以上開く場合には、一度このアイコンをクリックします。そうすると今まで開いていたタブが、ひとつのページにまとめて表示されるようになるんです。そのページには今まで開いていた全てのタブが表示されていて、これをクリックすれば先ほどと同じように新たなタブで開くんです。
使い方としては、ネットで調べ物をする時(価格の比較とか、ニュースの検索とか)に、次から次へとタブが増えますよね。で、調べ物が一段落したら、このアイコンをクリックすると、それが全部ひとつのページにまとまるんです。つまりサイトのグルーピングができるということ。その中で必要なページは再度クリックすれば表示されますし、不要なら×をクリックすると削除もできます。
さらに便利なのは、このまとめを複数のChromeで別々にできることです。Windowsで拡張デスクトップを使って、それぞれの画面でChromeを立ち上げる事ってありますよね。その時にChromeの画面ひとつひとつが独立したものとしてタブをまとめてくれるんです。私は仕事用にメルマガ配信ページ、LINEマネージャ、HTML変換ページ、noteの投稿ページ、グーグルカレンダー、ネット銀行のページをいつも立ち上げています。それとは別の画面でツイッターやFB、ニュースサイトを開いています。そして仕事用に開いたブラウザ上でOne Tabをクリックすると、このブラウザ上に表示されたタブだけがまとめられて、ツイッターとかのタブはそのままになるんです。
Chromeってタブの数だけメモリーを消費するので、One Tabをクリックしてページをまとめた瞬間に、メモリーが解放されるということで、こうすることでフリーズすることを防止してくれるんです。このまとめた状況はブラウザを閉じても記憶してくれるので、PCの再起動前にはこれで全部まとめて、再起動後はこのまとめページに表示されたリンクをクリックして、必要なページを復元しています。
詳細はこちらに出ています。
☆ Chromeのおすすめ拡張機能「OneTab」の機能12コ徹底解説
ということで、みなさんもChromeをもっと便利に使って下さい。
image by: Shutterstock.com