WHOは新型肺炎の名称を「COVID-19」としました。台湾などでは「武漢肺炎」という名前が一般的でしたが、やはり中国に配慮してのことでしょうか。
新型肺炎はもともと2018年12月に報告されていたにもかかわらず、中国は事実を隠蔽し、感染拡大を放置してきたわけですが、名称に「19」と、あたかも2019年に始まったかのような印象操作も、中国への忖度が伺えます。今回の件で、WHOはかなり国際的な信頼を落としました。
いずれにせよ、2018年から米中貿易戦争がはじまり、2019年後半には香港で反中デモの嵐が吹き荒れ、さらに2020年には台湾では総統選挙で蔡英文が大勝し、ECFAが期限を迎え、加えて新型肺炎により世界でチャイナリスクが再認識されるようになったという、この一連の流れは、決して偶然ではありません。
世界の中国離れはこれからますます加速していくことでしょう。
※表記に間違いがあり、本文の一部を訂正しました。(2020年2月20日)
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