新型コロナで2千万稼いだ転売ヤー。マスク高額転売に「罰金」も

2020.03.06
by MAG2NEWS編集部 NK
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安倍首相は、新型コロナウイルスの影響から品薄状態が続いているマスクについて「国民生活安定緊急措置法」を適用し、転売行為の禁止を表明した。罰則を設ける方向で調整し、近く正式決定すると共同通信が報じている。

高額転売禁止法案

マスクの悪質な転売行為を禁止するのは3月下旬から。業者だけでなく個人も対象となり、違反すると5年以下の懲役または300万円以下の罰金が科される。しかし、小売店による正規のネット販売は容認しているという。

転売で2000万円稼いだ女性

フライデーでは、マスクを高額転売し2000万円を儲けた中国人の「転売ヤー」を取材。美容用品や医薬品の個人輸入代行会社を経営しているという女性は、「付き合いがある医療用品の販売業者から横流ししてもらっている」といい、定価1000円未満のマスクを1箱6000円で転売していると話す。初めは中国で販売していたが、国際郵便が滞り始めたことを理由に「今は日本で捌いている」とのこと。女性は、新型コロナウイルスの流行で2000万円は稼いだという。

セブンイレブンの高額販売に批判

マスク60枚を1万6900円で高額販売している店舗が見つかったのは、セブンイレブンだ。

この店舗では客からマスクの要望が多かったため、インターネットで購入したものをほぼ同額で店頭に並べていたという。セブンイレブン本部は「不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。現在は販売を中止しています。今後は適正な価格で販売するよう店舗にお願いしています」と回答している。

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