締め付けすぎNG。コロナ時代を最小限のストレスで乗り切る家計術

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新型コロナウイルスの流行に伴い世界的レベルの景気悪化が顕著となり、私たちの家計もその直撃を受けています。感染症の収束も景気の回復も見通せない中、我々はどのような消費生活を送るべきなのでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、「コロナ時代」の無理ない家計術のヒントを紹介しています。

家計も変える

さて、本日は突然逼迫した経済のお話。

新型コロナウィルスの感染拡大によって、世界中の経済がメタメタになっています。なにせ外出できないし、働けない。人が動くことによって、モノもおカネも動くのに、人が動かない。人と接触すると感染リスクが高まってしまうんですから、どうしたって経済指標は悪くなるばかりです。

こうした社会的な経済状態の悪化は、すでに家計にも影響を与えています。しかも新型コロナ疫は、まだ終わりが見えず、どこまでどのくらいガマンしたらいいのか分からない状態ですから。

ただ、現在のところ、ワクチンも治療薬も目途が立っていないわけですから、完全な終息には数年かかる可能性もあります。

そうなると、家計としては

  • ちょっとの節約くらいでは間に合わない

ことになるでしょう。とりあえずは

  • モノを買わない

ということで対処することになると思います。日本の家庭には、すでに

  • 断捨離に困るほどのモノに溢れている

んですから、多少買わなくても生活は困りませんよ。むしろショッピングを控えることで、なんとなく買っていたものを買わなくなるだけかもしれません。ここで買うのは

  • 欲しいもので、かつ必要なもの

に限定すべきでしょう。そして、現在のところそれで充分な節約になるはずです。たくさんのモノを持っている今、「必要なもの」はそんなにあるはずがないからです。

もっと積極的に「安いモノを買う」ことを勧める方もいるかもしれませんが、私は安物買いには反対です。

どうしても必要なものをどうしてもおカネがないときに買うなら、安いものを選ぶのも仕方がないでしょう。そりゃそういうときもありますよ。でも、それほど「必要なもの」はナイでしょ、今は。

  • 服も靴もオモチャも
  • 家電もお皿も

必要なモノは、だいたい持っていますから。

今、なにか買う「必要」があるモノとは

  • おこもり生活に必要

かどうかでしょうね。フツーは会社にいる時間の方が長い人の方が多く、それはつまり家に長時間いるために最適化していないということですから。自分の身体にちょうどいいクッションとか、持ってます?家で仕事をするようになると、ほしくなるんですよね。

逆に躊躇なく止めてもいいと思うのは

  • ラテマネー

ですね。スタバのフラペチーノとかさ、タバコとか。自販機で買うコーヒーとかコンビニスイーツとか。それほどの金額じゃないけど、チリツモするとあなどれない金額になっちゃうヤツです。

数百円もチリツモですから。先行き不安なときにしかも家で仕事をしているなら、こんなものを買いに出かけるなんてバカバカしいですよ。

で、それじゃどんな風におカネを使うのか。

政府から補償があっても、現金収入が激減している人は多いでしょう。そうした中で以前と同じようにおカネを使えるはずはありません。

なので、生活費として削れない固定費を最優先させ、それ以外の部分で節約しつつ工夫することになるわけです。モンダイは、この固定費以外の部分ですよね。

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