解散総選挙「ラストチャンス」は年末年始か?
菅官房長官は、もともと、安倍首相が解散総選挙をせず2021年9月に退任、その後、総裁選挙で新しいリーダー、自民党総裁・総理大臣を選ぶのが良いという考えだと見られています。
なので、このまま安倍首相が年内解散できないということになれば、来年1月の冒頭に解散しないかぎり、東京オリンピックもあれば、任期があと9ヶ月を切ることになり、その後に解散するのは極めて難しい状況になります。私は解散するなら、年末年始が最後のチャンスではないかと思います。
どちらにしても、メディア、マスコミの政界情報を見るかぎり、菅、二階ラインは「菅政権誕生」でカジを切ったかのように動き始めています。なので今後の菅、二階ラインの言動には要注意です。
もし菅政権誕生となった場合、どのような政策転換が起るか? 菅義偉という政治家の人物像、経歴、交遊、人脈ネットワークなどを分析する必要があります。
なぜなら、現在の株高は「アベノミクス」という政策が2013年から始まったからです。アベノミクスで、日経平均株価は約3倍になっています。政治と経済はコインの裏表です。
次のリーダーが、「日本の景気が良くなる」「企業業績が拡大する」「株価が上昇する」といったような政策を打ち出してくるかどうか? 私のような投資家にとっては一番重要なポイントとなります。