台風が近づくと体調不良になる人へ。鍼灸師が教える自宅でカンタン対策

 

【伸びあがるスクワット】 

低気圧で膨らみやすい体は、体表の筋力を高めることで対策します。 普段運動習慣のない人ほど、カラダを引き締める力が弱いです。 気圧が下がることで膨らむ体を、日頃の運動習慣でできるだけ引き締めて過ごせるように工夫します。おすすめなのがスクワット。

  1. 肩幅より広めに歩幅をとる
  2. 膝がつま先よりも前に出ないように軽くしゃがみ込む
    しゃがむときひざを痛めることがあるので、内股にならないように注意です。
    椅子に座る程度で十分
  3. 両腕を上の方へ伸びあがるようにして、下げた腰をおこして万歳する
    この時つま先立ちになる
    イメージとしては、水泳の飛び込みのような感じですね。
  4. 歩幅を開いておくと、股関節を刺激して下半身の血流がよくなります。
  5. 最初は軽くしゃがむ程度。
    これだけでも太ももには良い刺激が加わります。
    慣れてきたら少し深めにしゃがみます。
  6. 両手を上に伸ばしながらつま先立ちになることで、呼吸と血流を促進。
    ふくらはぎを十分に刺激して下半身の血流を促進。
    わき腹をしっかり伸ばすことで、呼吸運動も丈夫にします。
    この伸び上がるスクワットを5回から10回程度、一日中ひんぱんに行います。

実は最初の1回が一番苦痛です。

この最初の1回をやり遂げられれば、けだるさを感じることなく5回~10回程度は楽ちんじゃないでしょうか。一日中ひんぱんに、思いついた時で良いので軽く伸びあがるスクワットをやってみてください。

呼吸と血流が丈夫になり引き締まった体を手に入れられると、台風シーズンが楽に過ごせます。

ひんぱんに、とは書きましたが、慣れないうちは、一日数回時間を空けてやってみてください。 一度にやって筋肉痛になったり、いやになっては元も子もない。 気楽にできる程度がよい目安ですね。

image by: Shutterstock.com

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臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。

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【著者】 鍼灸師・のぶ先生 【月額】 660円/月(税込) 【発行周期】 毎週金曜日

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