ちなみに、仕事とお金を関連づけると「お金をもらわない仕事」の尊さが際立ちます。子供がお金をもらわないで家でお手伝いをしてくれた時は、ベタ褒めしてあげてください。
お金の教育をしていく過程で、簡単なお手伝いを頼んだだけなのに、子供が「お金をもらわないとお手伝いしない」などと言い出しても、がっくりする必要はありません。
「お金をもらわないでやる人は超偉いんだ。さあ、一緒にやるから手伝って。」と背中を押してください。おそらくお子様も悪い気はしないで手伝ってくれるでしょう。そして、忘れずにベタ褒めしましょう。
「お金をもらってやる仕事は当たり前。お金をもらわないでする仕事は超偉い。(尊い)」
そのようなことを度々経験の中で伝えていけば、自然とお金をもらうお仕事とお金をもらわない行為の区別を覚えていきます。どっちもやった方が、自分が気持ちいいのです。
誰だって人に喜んでもらいたいものです。誰だって人に尊敬されたいものです。
お金の教育は、徳を積む道、つまり道徳を子供たちが学べる良い機会になります。子供たちには、人に喜んでもらうという経験をいっぱいしてもらいたいものです。
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