正月の「明けましておめでとうございます」一体何がめでたいのか?

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お正月になると交わされる、「あけましておめでとうございます」というご挨拶。しかし、「何がおめでたいのか」を理解し口にしている方は多くはないと思われます。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、人材教育家でマナー講師の井垣利英さんが、新年がおめでたい理由と、声に出して「おめでとうございます」ということの大切さを解説しています。

「おめでとう」と言うけど、新しい年は何がおめでたいの?

お正月になると、皆が「おめでとう」と言います。しかし、なぜ「おめでとう」と言うのか、その意味を考えたことのある人は、まずいないでしょう。

人材教育家、マナー講師の井垣利英(としえ)さんがその答えをやさしく紐解いてくれます。


新しい年の挨拶は「あけましておめでとうございます」。ところで何が「めでたい」か、考えたことはありますか?「無事年が明けたから、おめでたいのではないですか?」と思う方も多いでしょう。

でも、そうではありません。「あけましておめでとうございます」は、年神さまへの言祝(ことほ)ぎです。「言祝ぎ」の意味は「なにかを祝って慶びのことばをいうこと」。年神さまが新しく生まれ変わって、新しいパワーを私たちに吹き込んでくれます。だから生まれ変わった年神さまにたいして、「おめでとうございます」とお祝いのことばを伝えるのです。お祝いをいうほうも嬉しいですが、神さまも「わかっておるな」「今年もいっしょに頑張ろうな」と喜ばれるハズです。

年神さまが宿られているという鏡もちに向かっていうわけではありません。お正月の朝に起きたら、家族に「あけましておめでとうございます」。外に出て知り合いと出会ったら「あけましておめでとうございます」。はなれて住む両親に電話で「あけましておめでとうございます」。神さまにお伝えするためには、声に出していうことが大事です。

年神さまは大きな存在ですから、そこにいて、わたしたちの祝いのことばをちゃんと聞いておられるはずです。

※ 特典『開運 ♯年中行事はじめました』(井垣利英・著)より


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