受験のプロが伝授。下の子が兄姉の勉強を邪魔しなくなる裏ワザ
後日お母さんから「お兄ちゃんのように先生と勉強をしたいと言うので、10分だけ勉強を見てやって欲しい」と頼まれました。背筋をピンと伸ばして、緊張しながら姿勢を正して座っている弟くんの様子は、今でも鮮明に覚えています。
小さい子に無理をさせて我慢させるのではありません。本人に興味を持たせ、静かに集中する楽しさを教えればいいのです。その時から、
● 勉強に限っていえば「下の子が、上の子に合わせる」のもアリ
だと考えるようになりました。
お兄ちゃん、お姉ちゃんは弟、妹にカッコいいと思われるよう、頑張ればいい。弟くん、妹ちゃんは、お兄ちゃん、お姉ちゃんの頑張る姿を見て、「自分も頑張るのは、普通のこと」と思い頑張ったらいい。上の子に我慢させて可哀そうと思うよりも、「下の子が、上の子に合わせる」メリットもあることを知って欲しいと思います。
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ストロング宮迫&タイガー山中この著者の記事一覧
ストロング宮迫:本名・宮迫昭輔。1967年生まれ。これまで中学受験、高校受験、大学受験の指導を1000人以上の子供たちに行い、集団授業、個別指導、家庭教師の授業形態を経験する。その過程において、親が勉強を教えることなく、子供の頑張りはそのままで成績を上げる「親技」を構想。2003年、タイガー山中と成績向上委員会を立ち上げる。インターネット上で塾任せ、子供任せにしない勉強スタイルを提案している
タイガー山中:本名・山中良仁。1967年生まれ。これまで中学受験、高校受験、大学受験の指導を1000人以上の子供たちに行い、集団授業、個別指導、家庭教師の授業形態を経験する。その過程において、親が勉強を教えることなく、子供の頑張りはそのままで成績を上げる「親技」を構想。2003年、ストロング宮迫と成績向上委員会を立ち上げる。インターネット上で塾任せ、子供任せにしない勉強スタイルを提案している
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