「いじめられた経験が育児に影響したかも」そんな親の意識を変えた魔法の言葉

 

実は、私は小学校の3年生から中学3年生まで、いじめにあっていました。

いじめが始まるまでは、普通の、どこにでもいるような女の子だったと思います。

最初はヤンチャな男子のいたずらで背中に「叩いて」の張り紙を貼られ、別の男子に背中をドンと押され笑われた。そんな事でした。

友達から「こんなの貼られてたよ」と紙を見せられて、私が「誰?」と振り返っても、みんな知らんぷり。悔しいけれど、誰が付けたか証拠もないので紙を丸めて捨てました。

でもそこから私の背中に張り紙を貼る遊びになってしまい、最初は「やめなよ!」と同級生の女の子たちがかばってくれたのですが、どんどんエスカレート。特にランドセルを背負っていると張り紙が貼られてもわかりません。

「蹴って」と書かれた紙を貼られて、登下校でランドセル越しに背中を飛び蹴りされることもありました。

今、思うと私の失敗は、誰にも話さず我慢してしまったことだと思います。

両親は仲が悪く、お互いに自分の事ばかり主張していて、私の事など無関心。口癖は「自分の事は自分でしなさい」で、とても相談できる雰囲気ではないし、どうせ「自分に悪い部分があるからいじめられるんだよ」って言われると思っていました。

最初はかばってくれた女の子の友達も、だんだんにグループができて、私から離れていき、私はどこのグループにも入れずに1人になってしまいました。

print
いま読まれてます

  • 「いじめられた経験が育児に影響したかも」そんな親の意識を変えた魔法の言葉
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け