直接先生とお会いになってみて、又、早めにお話しできた事で、先入観が強かったかな?ってお感じになった楓さん。とてもソフトな感じでお話になられた事。そしてお伝えしたいことは分かっていただけたようで、本当に良かったです。そして一番大事な、娘さんの先生への「怖い」思いが今回の事で払拭されたのでは?と感じる事です。
私が楓さん、上手に対処されたな~と思うのは、まず「クレーム」にしなかったこと。こちらが敵意を持って先生に抗議をすれば、先生だってプライドがありますからムッとします。指摘をされた先生だって面白くないしその感情を子供に向かわせてしまうこともありますからね。
そして、もう一つ。それは先生に相談された後も、連絡帳を通して感謝の気持ちを表しながら様子を逐一ご報告されたこと。こうすることで、先生の取り組みも認め、親と先生の関係も良くなりますし、先生もご自分が意識されている事が分かってもらえたんだな、と安心します。
そして少なくとも、この一件が、先生と楓さん親子との距離を近づけてくれた、と思うのですね。今、学校の先生って、できるだけ波風を立てず、子供に指摘しない方が増えている、ってお聞きします。でもそれって「あまり指導に熱心ではない」とも言えます。そんな先生が多い中で叱ってくれる先生は貴重なのかもしれません。ただ熱心な姿が時には“強すぎる”=“怖い”になってしまうこともあり、そうであれば先生も少し手加減をされてもいいのかな?と思うのですね。
ここのところ、「先生への相談の仕方、どうしたらいいのか分からない」というご相談も多く、楓さんの場合をご紹介させて頂きました。今後、ゴールデンウィークが終わった時、又、子供たちの「学校行きたくない」が増える時期でもあります。先生にも力になって頂けるように、良い関係を保ちながら相談できるようになさってくださいね♪
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