橋本環奈が福田組に“出演しすぎた”功罪
長らく正統派アイドルとして人気を博した橋本環奈。「奇跡の一枚」騒動をきっかけにその名が全国区になってからは、主にアイドルタレントとして活動してきた。
そこから学園ドラマに出演するなど、少しずつ女優業へと進出していったが、大きなターニングポイントとなったのは、2017年に公開された映画『銀魂』でヒロイン・神楽を務めたことだろう。
この映画で福田雄一監督と出会った橋本は一気にコメディエンヌとしての才能が開花。
白目をむいたり、鼻くそをほじったりと、“1000年に1度の美少女”とは思えない姿を披露し、ファンたちを驚かせた。
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「思いきり振り切った演技は福田監督にも気に入られ、その後は“福田組”の常連になりました。それまではいわゆる学園ものしか声がかからなかった橋本さんですが、“美少女”ではない需要が生まれることになったといえます」(前出・芸能記者)
しかし、福田組に出演し続けたことが仇となる。
色が付きすぎてしまったせいか、「演技がワンパターン」「また同じような役か」「こういう橋本環奈は見飽きた」など、少し飽きられてしまったのだ。
アイドルから女優へとシフトチェンジは上手くできたものの、また新たな壁にぶつかってしまったことになる。
アイドルから大人の女へ 待ち受ける本格女優への壁
だが、ここで立ち止まらないのが橋本環奈の凄いところ。
現在放送中のドラマ『ネメシス』で広瀬すずとの共演という話題に乗っかり、ヒール役を演じるという大胆な作戦を決行したのだ。
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不仲説すら出ていた広瀬との共演でただでさえ注目されるのに、そこへ自らのキャラ変を載せれば、さらにインパクトが加わることは間違いない。
それが今回は上手くいった形となった。
「広瀬さん主演のドラマで、広瀬さんを食ってしまおうというわけです。橋本さんはこれを機に一気に本格女優への道を目指していくでしょう。しかし、次のステップはすぐにやってきます。それは大胆なラブシーンや妖艶な大人の色気を伴う演技です」(前出・芸能記者)
橋本も20代半ばに差し掛かっていく中で、等身大の恋愛ドラマや映画に出演する機会も増えてくる。リアルな姿を描写されるのが当たり前で、そこには男女の営みや濃厚なベッドシーンなども必要になってくる。
現に橋本よりも少し上の世代となる有村架純(28)は清純派イメージを売りにしていたが、20代半ばから映画で大胆なラブシーンを演じるようになった。
ファンを騒然とさせたが、それで有村が女優としての株をさらに上げたことは事実で、誰しもが通らなければならない道だといえよう。
30代になってからその決断をしたのでは遅い。そうした意味でも、橋本環奈の“濡れ場解禁”は間近と見られている。
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“1000年に1度の美少女”から大人の女優へ。橋本環奈はこれから大きな変化を迎えていきそうだ。