長所も沢山あるのに。我が子の短所ばかり指摘してしまうのはナゼ?

Father's day. Happy family daughter hugs his dad on holiday
 

長所の伸ばし方

それでは長所を伸ばすには、どうすればいいでしょうか? 

落ち着いた子供に、「活発になれ」と言っても無理というもの。

元気な子に「少しは大人しくしなさい」と言っても無理というもの。 

まずは、 子供の長所と短所を知りましょう。 

下の図にお子さんの長所と短所を3つずつ書き出してみませんか。

スクリーンショット 2021-10-25 15.23.45

つぎに、 上記の短所を長所に変えて書いてみましょう。 

たとえば

「そそっかしい⇒明るい」

「おっとりしている⇒慎重で正確」

「怒りっぽい⇒一生懸命で真面目」

「元気が良すぎる⇒好奇心が旺盛」

「おせっかい⇒思いやりがある」

「行動力がない⇒人の気持ちを大事にする」などです。

短所と長所はウラ・オモテです。

短所を長所に置き換えることにより、長所に目がいくようになります。

「ドラエモン」に出てくるのび太は、ジャイアンのような押しの強さはありません。スネ夫のような小回りの利くタイプでもありません。

「のび太は何をやってもダメだなぁ」とみんなに言われながらも、心のやさしい愛されキャラです。 

短所ばかりを見てがみがみ叱ったり、何とか短所を直そうとすれば、子どもは自信を失ってしまいます。

ですから

「何か自信がないようで元気がない」

「最近、うなだれたり下を向くことが多くなった」

そんな時ほど、

「こんな良いところがあるよ」と、 長所をほめてあげてください。

ホメホメ言葉をあびせてあげるのもいいですね。 

長所を認めてほめているうちに、自信を取り戻していきます。

1、子どものペースで成長していることを受容しましょう。

2、他のきょうだいを褒めすぎないよう気をつけましょう。

3、長所を認めて、そこをほめて伸ばしましょう。

411人の個性が発揮できるように接しましょう。

長所をみながら生活するほうが、親も子どもも明るく暮らせます。

子どもの個性を信じて 、どうぞ長所を伸ばしてあげて下さい。

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