長所の伸ばし方
それでは長所を伸ばすには、どうすればいいでしょうか?
落ち着いた子供に、「活発になれ」と言っても無理というもの。
元気な子に「少しは大人しくしなさい」と言っても無理というもの。
まずは、 子供の長所と短所を知りましょう。
下の図にお子さんの長所と短所を3つずつ書き出してみませんか。
つぎに、 上記の短所を長所に変えて書いてみましょう。
たとえば…
「そそっかしい⇒明るい」
「おっとりしている⇒慎重で正確」
「怒りっぽい⇒一生懸命で真面目」
「元気が良すぎる⇒好奇心が旺盛」
「おせっかい⇒思いやりがある」
「行動力がない⇒人の気持ちを大事にする」などです。
短所と長所はウラ・オモテです。
短所を長所に置き換えることにより、長所に目がいくようになります。
「ドラエモン」に出てくるのび太は、ジャイアンのような押しの強さはありません。スネ夫のような小回りの利くタイプでもありません。
「のび太は何をやってもダメだなぁ」とみんなに言われながらも、心のやさしい愛されキャラです。
短所ばかりを見てがみがみ叱ったり、何とか短所を直そうとすれば、子どもは自信を失ってしまいます。
ですから…
「何か自信がないようで元気がない」
「最近、うなだれたり下を向くことが多くなった」…
そんな時ほど、
「こんな良いところがあるよ」と、 長所をほめてあげてください。
ホメホメ言葉をあびせてあげるのもいいですね。
長所を認めてほめているうちに、自信を取り戻していきます。
1、子どものペースで成長していることを受容しましょう。
2、他のきょうだいを褒めすぎないよう気をつけましょう。
3、長所を認めて、そこをほめて伸ばしましょう。
4、1人1人の個性が発揮できるように接しましょう。
長所をみながら生活するほうが、親も子どもも明るく暮らせます。
子どもの個性を信じて 、どうぞ長所を伸ばしてあげて下さい。
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