では、短所はどうすればいいのでしょうか。
少し前までは、会社から期待された人材であればあるほど、上司から「1週間休んでもいいから、その短所を直してこい!」などと叱咤激励されたものです。
しかし、持って生まれた性格は、すぐには変えられません。
「短所を直せ」と本人に言うと、責められているような気がします。
「親は自分をダメな子だとみている」と思うと、その通りになります。
この時期は、「短所はその子の個性」くらいに思って、放っておけばいいのです。それよりも長所を認めて伸ばすほうが、効果的です。
第2反抗期以降になると 、自分で 自分づくりが始まります。
その頃になって、本人が「これではいけない」、「人に迷惑をかける」と、自分で短所が出ないように自覚して直そうとするくらいで、ちょうどいいのだと思います。
天から与えられたそれぞれの個性です。
花は花、猫は猫、○○君は○○君、自分は自分です。
上記のように、凹んだところが短所、凸のところが長所としても 短所も長所もみんな合わせて、その子の個性です。
優れた子どもと我が子を比較して、ためいきをつきがちですが、わが子の長所を見つけて、それを認めて伸ばすようにしましょう。
下記にお子さんの5つの長所を書いてみましょう。
長所を伸ばしていると、それが強みとなります。
将来の就職活動にも、自己アピールとして強みを強調できたり、それが収入のもとになるかもしれません。
(メルマガ『「楽しい子育てメルマガ~子どもの人格の育て方・鍛え方~」by 子育てコーチ山本節子』より一部抜粋)
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