対中国でベトナムと強める軍事的関係を日本のメディアが伝えぬ理由

 

日本は首相が交代したもののベトナムと連携して中国包囲網を作ろうという戦略に変わりはなく、またインドネシア、フィリピンにも軍事的な関係の前段階となる布石を打っているという事です。

強大な中国に対応せざるを得ないという受け身的な要素は大きいと思いますが、日本政府も場当たり的ではない長期的な国家戦略をもちつつあります。

しかし、こういった国家戦略を肝心の日本の国民に明示的に説明できないというところに社会的制約を感じます。

国家戦略は理想だけでは作れません。経済・軍事を含む国際関係の現実と理想、それらをすべてタブーなく闊達に議論できるような社会に早くなってほしいと思います。

「軍事について議論すること=戦争肯定派」といったレッテルを張るのは間違いです。日本を取り巻く国際環境を客観的に見て冷静に議論することは大事です。

(メルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』 11月28日号より一部抜粋)

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大澤 裕この著者の記事一覧

・株式会社ピンポイント・マーケティング・ジャパン 代表取締役社長  ・情報経営イノーベーション専門職大学 客員教授 ・法政大学大学院イノーベーションマネジメント研究科 兼任講師 慶應義塾大学を卒業後、米国バンカーストラスト銀行にて日本企業の海外進出支援業務に従事。カーネギー・メロン大学でMBAを取得後、家業の建築資材会社の販売網を構築するべくアメリカに子会社を設立。2000年、ピンポイント・マーケティング・ジャパンを設立。海外のエージェントとディストリビューターを使った販路網構築・動機づけの専門家として活動を行っている。2015年「中小企業が『海外で製品を売りたい』と思ったら最初に読む本」を、2017年「海外出張/カタログ・ウェブサイト/展示会で 売れる英語」をダイヤモンド社から上梓。

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