アフターコロナでリモートワークはどうなる?真の働き方改革とは

 

次の図は、人財に関する経営者の意識のパラダイムシフトを示した図です。

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正直言えば、在宅勤務とテレワークが進んで困ったのは、会社にしがみついてないと仕事ができない古くて無能な人材だとわかってしまったのです。

要は、タイムカードを定時に押して、テキトーに仕事をするふりをして時間を過ごす人、ミスさえしなければ、アウトプットも生産性も問われない。それでいて、上司だから権力を振りかざして命令して、自分では何もしない人。

私が会社勤めをしている時にも、何人かの中間管理職はそんな感じだったので驚いたことを思い出します。

しかし、これから優秀とされる人は、わざわざ会社で上司が監視していなくとも、タイムカードでしばらなくとも、きちんとアウトプットを出し、チームワークを発揮できる人なのです。

延々と続く会社の会議や、満員電車通勤で、時間とエネルギーを消費するぐらいなら、お客様の気持ちになって現場を回ったり、遊びながら働いて、新規事業や新商品・新サービスを提案して欲しいのです。

、、、という話を、 経営者にお話すると、頷いてくれる場合がほとんどですし、地方の経営者ほどチャンスだと感じるようです。

社内で根回しをされるのでしたら、 これらのスライドは、私の名前を出して自由に使ってくださっても構いませんよ。

その時の コツは、自分がいかに在宅・テレワークでも、働き方改革を実現して成果を挙げたかを、事例を示しながら話すことです。

あとは、同じ志で成果を挙げている上司や仲間と一緒に訴えるのもいいですね。

どうか、よりよい環境で、仕事も家族も自己実現も果たせるような展開になりますことを、心からお祈りいたしております。

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1963年東京墨田区出身。87年慶応大経済卒。イマジニア新卒一期で飛込営業と株式投資ゲーム開発。88年日興證券でAI相続診断システム開発研修統括。91年家業の国産Tシャツメーカー久米繊維工業入社。94年三代目社長就任(現相談役)。97年日経インターネットアワード、05年経産省IT経営百選、09年東商勇気ある経営大賞等受賞。10年APEC中小企業サミット日本代表。20年開学の新大学iUでは起業家教育・地域創生担当教授。明治大、多摩大の授業や企業団体研修に即した25万部超の「すぐやる技術」シリーズ等著書15冊。内外情勢調査会等で毎年数千人に講師。東京商工会議所墨田支部副会長、墨田区観光協会理事、墨田区文化振興財団 評議員として地元振興。新日本フィルハーモニー交響楽団・NBS日本舞台芸術振興会・日本吟剣詩舞振興会 各評議員として文化芸術振興。

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