「前例がない」で反対する上司は無能。却下理由にもならないただの責任逃れ

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前例なき反対派

どんな物事でも、改革を邪魔してくるのは よく意味のわからない理由で反対してくる 人たちです。その最たるものが、『前例がない』ことを理由にしてくる人たち。

「今までやったことがない」 「これまでの実績がない」 だから反対だと意見を出してくる人は、いつの時代になっても一定数います。

このコロナに苦しめられる時代において、何かを変えなければ存続すら危うくなるといわれているような状況でも、「いや、やったことないから無理だろう」 「いや、前例がないのに誰が責任取るんだ」 的な**(自己規制)みたいなことを言う人っていますよね。

その手の人たちは、何につけても前例がないことを理由に反対意見を出してくるので、もう邪魔でしかありません。

全ての物事には、最初は前例などありません。どんなことでもまず初めに誰かがやったから今があります。その基本的概念すら理解できていないなら、 家で大人しくしていてほしいです。

ちょっと熱くなってしまいましたが、、、 (すみません) 問題はこれが、誰もが陥りやすいということです。前例のないことは、確かにとても恐ろしく映りますし、それ相応の責任が伴います。GOサインが出たとしても、前例がない分、より大変なことが増えたりする場合も少なくはありません。

だから、「やったことがない」「前例がない」となると、勇気が求められる場合も多々あるために、腰が引けてしまうこともあります。それが反対意見になったり、誰かの足を引っ張ることになるわけです。

であれば、自分なりにルールとして決めておくと良いでしょう。「前例がないことを理由に反対しない」この1点さえ守っていれば、訳のわからない反対意見を出すようなことや、やらなければいけない時に二の足を踏むような場面を避けることができます。

もちろん、前例がないことはそれだけリスクが伴うことですから、慎重に物事を判断する必要があります。そうしていくうちに、「やるべきではない」と判断することだって当然あります。

でもそこに「やったことがないから」という前例のなさを理由にしないと決めるだけです。これだけで、物事の進め方は大きく変わります。

そして、自分だけではなく、店全体や会社全体でそうすることができれば、より前進しやすくなるものです。

「前例がないことを理由に反対しない」と自店でルールを作るとしたら、 あなたの店や仕事はどのように変化をしていくでしょうか?

今日の質問です。

・これまで「前例がないから」という理由で 進まなくなったことはありますか?
・これから「前例がないから」で反対する ようなことを無くすとしたら、 物事はどのように変化していくと思いますか?

出典:メルマガ『販売力向上講座メールマガジン

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