面倒くさい親同士の人間関係。実は我が子の“知らない姿”を知る重要なカギ

 

親力7 相手をほめて、共感し良い人間関係を作る

学級懇談会や普段の親同士の交流の場で、より良い人間関係を構築するために、ぜひ心がけてほしいことが3つあります。まず1つ目は親力3でも紹介した「相手(親や子ども)をほめる」行為です。

このとき1つ実践してほしいのは、相手の子どもを通じて、その親をほめる行為です。その子どもは家に帰って必ず「○○君のお母さんが、ママのことキレイって言ってた!」と報告します。それを聞いた親は直接言われるよりも嬉しい気持ちになるものです。

2つ目は「共感して受け答えする」行為です。「そうですね」「大変ですね」「よくわかります」といった具合に共感してあげることで、相手は自分を理解してくれていると感じ、その結果、話は弾んでいきます。

3つ目は「自己開示」です。自分の悩みやプライベートなことをある程度打ち明けることで、お互いの人間関係は深みを増して行くのです。この3つを実践していき、いい人間関係を作っていきましょう。

P.S.

ここ最近、学校教育の現場で、親同士の付き合いが希薄になっています。親同士が交流を深めることによるメリットは計り知れません。

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5年連続でメルマガ大賞の「教育・研究」部門賞を受賞!家庭教育メルマガの最高峰。教師生活23年の現場経験を生かし、効果抜群の勉強法、子育て、しつけ、家庭教育について具体的に提案。効果のある楽勉グッズもたくさん紹介。「『親力』で決まる!」(宝島社)シリーズは30万部のベストセラー。

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【著者】 親野智可等 【発行周期】 不定期

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