面倒くさい親同士の人間関係。実は我が子の“知らない姿”を知る重要なカギ

 

親力3 わが子の親友の親との人間関係は特に重要視

わが子がいつも仲良くしている友達の親とは、必ず顔馴染みになっておくことが大切です。

わが子に仲の良い友達がいるということは、プラス面ばかりに目がいきがちですが、一方で、一緒にいる機会が多いため、ケンカなどのトラブルも起こりがちです。親同士の仲が良ければ、トラブルが起こっても円滑に対処できるようになります。

わが子との日常の会話でよく登場する友達をリストアップし、学級懇談会が始まる前に、わが子にこっそりと「○○君の親御さんはどの人?」と聞き出し、自分から「いつもお世話になっています」と挨拶をするようにしてください。

このときは「うちの子も○○君のおかげで、毎日学校に行くのが楽しみのようです」といった具合に、相手をほめることも大切です。

ほめられれば、相手の親は嬉しいもの。こうした言葉から、良い人間関係が始まります。

親力4 ミニ手紙や簡単名刺を相手に渡す 

学級懇談会などは時間が限られており、親同士が私的な会話をゆっくりすることは難しい側面もあります。

そこで以前から挨拶しておきたかった、子どもの友達の親などに挨拶とほめ言葉を記した「ミニ手紙」を事前に用意しておき、その場で手渡すのもいいアイデアです。手紙であれば、相手はあとでゆっくり読むことができ、その分、印象度も深まっていきます。

また自分の携帯電話番号やメールアドレスを記した簡単名刺を作り、それを渡すのもいいでしょう。親同士の交流は、学級懇談会の場だけではなく、それ以降の日常生活の中でも深める努力をすれば、より良好な人間関係を築けるものです。

そのため、ぜひとも相手のアドレスなどを知っておきたいところですが、初対面の場で直接「教えてください」と言うのはちょっと失礼。

そこで自分のアドレスを載せておき「よろしければお返事ください」というスタンスで行くのです。こうすれば「教える・教えない」の選択権は相手にあるため失礼にはなりません。

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